多部未華子(左)と上野樹里
多部未華子(左)と上野樹里

 毎年この時期になると、春の改編で4月からスタートする新ドラマの情報が解禁され始める。

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 先日も「未来への10カウント(仮)」(テレビ朝日系)で木村拓哉が高校ボクシング部のコーチ役で、学園スポーツドラマに初挑戦することが発表された。また、綾瀬はるかにとって初の“月9”主演となる「元カレの遺言状」(フジテレビ系)など、すでに発表されている作品も話題作が多い。

 そんな中、近年は「半沢直樹」「ドラゴン桜」「私の家政夫ナギサさん」「MIU404」などヒット作が続くTBSでは、4月からの「日曜劇場」枠(日曜午後9時~)で、二宮和也が4年ぶり連ドラ主演となる「マイファミリー」が放送されることが発表された。ゲーム会社の社長を演じる二宮の妻役は、出産後初の連ドラ出演となる多部未華子。同作は小学生の子を持つ二宮&多部夫妻が“誘拐”という人生最悪の事件を通じて、家族の愛と人生の幸せを浮き彫りにするファミリードラマだという。

 二宮にとっては、2018年4月期に同局の日曜劇場で放送された「ブラックペアン」以来の連ドラ出演となる。

「二宮さんといえば、19年11月に結婚を発表し、昨年3月には第一子となる女児が誕生してパパになりました。お子さんができて初のファミリードラマという点も見逃せません。現在放送中の阿部寛さん主演の『DCU』や『日本沈没-希望のひと-』、『テセウスの船』、『半沢直樹』などヒット作を連発している『日曜劇場』の枠だけに、今春の最注目ドラマとなりそうです」(広告理代理店関係者)

 お互いに結婚をへて子どもを授かった二宮と多部が、どんな演技をみせてくれるのか注目される。

 また、TBSでは高橋一生主演で柴咲コウがヒロインを演じる「インビジブル」(金曜日、午後10時~)もスタートすることが明らかになっている。同ドラマは、同局の「ROOKIES」や「南極大陸」などを手掛けたいずみ吉紘氏の脚本によるオリジナル作品。高橋演じる刑事と柴咲扮する犯罪コーディネーターの“インビジブル”が「クリミナルズ」と呼ばれる凶悪犯を捕らえる異色のタッグを組むサスペンス作品だ。映画ライターはこう語る。

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立花茂

立花茂

東京都出身。大学を卒業後、スポーツ紙の芸能記者として活躍。その後、週刊誌や月刊誌、ニュースサイトなどでも記事を執筆。得意ジャンルは芸能だが、取材対象はアニメ、競馬、プロレスなど多岐に及ぶ。最近はweb3.0にも興味あり。

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コロナ禍だからこそ流行る「家族ドラマ」