「元ロイヤルということに興味を持つか持たないかは相手次第。仕事の場面では、それを理由に取引先からミーティングの機会を持ってもらえることもあるかもしれませんが、話をして中身が伴わなければ見切りをつけられてしまうというシビアな世界です。稼がないと評価されないので、就職した初めのうちは育成期間ということで大丈夫でしょうが、5~10年経っても顧客をつかめなければ生き残れないと思います」

 小室さんの留学を支援していた奧野善彦弁護士は30日、NHKの取材に応じ、小室さんから電話で、

「今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません」「来年2月の試験に再びチャレンジします。努力を積み重ねていきます」

 と報告があったことを明かした。弁護士として活躍するのはもう少し先になりそうだ。

(AERA dot.編集部・岩下明日香)