このように世間は落ち着かないものの、26日の午前中に宮内庁職員がふたりの婚姻届を自治体に提出する予定だ。眞子さまは午前のうちに住み慣れた秋篠宮邸を後にする。そして午後、眞子さまは、「小室眞子さん」として都内のホテルで小室圭さんとともに記者会見にのぞむ。

 記者会見の会場は、もともとふたりが式を挙げる予定だった帝国ホテルも候補のひとつとして検討されたようだが、決まったのは別のホテル。警備の行いやすさと同時に、サービスに対して料金の手ごろさで知られる。会場費は、「小室夫妻」の私的な費用でまかなわれるが、ホームページに掲載された料金表では正規料金でも20万円程度。関係者の割引があればさらに、リーズナブルな料金となるだろう。

婚約内定の会見の際の眞子さまと小室圭さん(c)朝日新聞社
婚約内定の会見の際の眞子さまと小室圭さん(c)朝日新聞社

 国民の関心が高い記者会見で、特に注目が集まるのは、小室家と母、佳代さんの元婚約者の金銭トラブルが、どのように説明されるのかである。

 26日の結婚と記者会見の前に、小室家が金銭問題にある程度のめどをつけるのでは、との見方もあった。

 帰国後、小室さんが外出したのは18日。秋篠宮ご夫妻に結婚のあいさつをするために、赤坂御用地内にある赤坂東邸を訪問した。午後にパラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所を訪問したあとは、すんなり横浜の自宅に戻った。

18日に車で移動する小室圭さん(c)朝日新聞社
18日に車で移動する小室圭さん(c)朝日新聞社

 果たして金銭問題は、解決に向けて話が進んでいるのだろうか。元婚約者の代理人によれば、眞子さまの複雑性PTSDが公表された直後、元婚約者は熱を出して会社も休み、ふせっていたという。

「ショックを受けた末の心労もあるのでしょう。解決金の件も進展はありません。小室さんサイドの代理人である弁護士からは、とくに解決につながる連絡はありません。連絡を待っていましたが、いま(22日)はもう金曜日の夜ですから、火曜日の記者会見までに何か動くということはないでしょう。そもそも金銭問題と眞子さまと小室さんの結婚は、別の問題ですしね」

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眞子さまは結婚後、どこで過ごすのか