紀子さまと眞子さま(C)朝日新聞社
紀子さまと眞子さま(C)朝日新聞社

「筑波大学附属高校や東京農業大学第一高校などが候補にあがっていると報じられています。紀子さま悠仁さまが小さい頃から、“帝王教育”の一つとして東大に進学させたいというお考えのようでしたから、学習院以外の進学先も検討されておられるようです。ただ、眞子さまのご結婚で『学習院へ進まれていたなら、このようなことは起こらなかったのに』という声も聞こえてくるのも事実です。悠仁さまの進学先によっては、再び紀子さまへの向かい風が強くなるのではと……」(皇室記者)

 また、眞子さまの結婚が佳子さまのご結婚にも影響を及ぼすことも十分考えられる。

「姉思いの佳子さまは、眞子さまのご結婚についても『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています』(2019年3月、国際基督教大学を卒業された際の会見)と結婚を後押しされていましたから、ご自身が将来、結婚される際に眞子さまと同じような選択をされる可能性もあり得るかもしれません。眞子さまの悩まれる姿を間近で見て『皇室から出るためには、結婚しかない。自分がいいと思える相手なら、(細かいことは)構わない』と周囲に語っておられたそうです」(同前)

 眞子さまのご結婚により、今後は佳子さまの公務はさらに増えることも考えられ、「秋篠宮家として、佳子さまへかかる期待は大きくなりつつある」(皇室ジャーナリスト)という。

「海外メディアでも、眞子さまと小室さんの結婚はスキャンダラスに報じられ、皇室そのものへの信頼が揺らぎかねません。秋篠宮さまは、そうした潮流にも心を痛められています」

 眞子さまがご結婚されても、秋篠宮家の心痛と危機はまだ解消されそうもない。(緒方博子)