五輪解説の福原愛、日本で批判受けるも中国とは相思相愛

　東京五輪で日本人選手の活躍が目立ったのが卓球だった。石川佳純、伊藤美誠、平野美宇で臨んだ女子団体は、決勝で中国に敗れたが銀メダルを獲得。水谷隼、張本智和、丹羽孝希が出場した男子団体は3位決定戦で韓国を破り、銅メダルを獲得した。そして、歴史的快挙を打ち立てたのが混合ダブルスだ。

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 水谷隼、伊藤美誠ペアが決勝で許キン、劉詩ブンの中国ペアをフルゲームの死闘の末に4ー3で下した。今大会からの新種目で初代王者に輝き、1988年ソウル五輪から正式競技となった卓球で男女通じて初の金メダルを獲得した。

　そして、競技以上に注目を集めたのが、フジテレビ、テレビ東京で解説者として生出演した卓球女子五輪メダリストの福原愛さんだった。元卓球台湾代表の江宏傑と離婚したことを発表したばかりで、五輪のテレビでの解説が離婚後の「初仕事」だったため、ツイッターでもトレンド入りして注目を集めた。

「SNSでは『美人になった』、『大人っぽくなった』と好意的な書き込みは見られましたが、『なぜテレビに出られるのか不思議』、『愛ちゃんはもうあの一件で無理です。歴史的な五輪で解説のオファーを出してほしくなかった』など批判的な声も多かった。女子卓球の地位を引き上げた先駆者ですが、世間の風当たりは厳しいんだなと改めて感じさせられました」（スポーツ紙卓球担当記者）

　福原さんと江は2016年9月に結婚し、SNS上で2人の仲睦まじい様子の写真をアップするなど、おしどり夫婦として知られていた。二児と共に台湾で暮らし、幸せな生活を送っているとみられていたが、福原さんが日本に単身赴任中だった今年2月下旬に長身のイケメン男性と横浜中華街でデートしている様子が週刊誌で報じられて風向きが変わった。

　まさかの不倫スキャンダルが報じられ、日本や台湾で批判が殺到した中で、擁護の声が多かったのが中国だった。福原さんは現役時代に中国で最もレベルが高い卓球のスーパーリーグに参加。「フーユアンアイ」の愛称で流暢な中国語と愛くるしい笑顔が話題になり、アイドル級の人気だった。05年4月にYahoo！の中国サイトが発表した世界卓球8大美女に選ばれるほどで、台湾出身の江と結婚が報じられた時には「アイドルに失恋した」と中国人男性から失望の声があがるほどだった。