「市村さんは昔から彼女の可能性をとても評価していて、女優としてさらに羽ばたいてほしいという思いが強いんです。コメントでも市村さんは『同業だからこそ理解し合えること、また何より私も女優篠原涼子の一ファンとして、彼女がより一層女優として輝き、母としても生きていく道を歩ませたいという思いに至りました』と女優・篠原涼子としての活躍を楽しみにしています。1年半近くの別居期間の中で、女優としてもっと仕事をしていくために、妻・母としての部分の負担を少なくさせてあげたいという気持ちが芽生えたのではないでしょうか。もちろん、子ども達も納得の上での選択だったと思います」(舞台関係者)

 市村が「私と涼子は言うまでもなく父として、母として可愛い子どもたちと繋がっています」と家族であることを強調すると、篠原も「これまで以上に母として子供たちとふれあい、話し合い力強く支えていきたいと思います」とサポートを約束する。

 だが、半ば“美談”のような離婚劇に「別の理由もあるはず」と話すのは芸能ジャーナリストだ。

「コロナ禍の感染を心配しての別居だったのに結局離婚に至ったということは、表に出ていない事情があるといえるかもしれません。過去にがんを患った70代の市村に子どもを渡し、自分は自由になる、でも今までと変わらず尊敬はしています、というのは、かなりの心境の変化がないとできないことですからね。コメントからは大人の事情を大人の市村さんが、大人になって胸に収めたというニュアンスも感じ取れます」

 いずれにしても、おしどり夫婦だったこの2人の離婚は「残念な報告」であることに変わりはない(坂口友香)