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【婚活ルポ】女性にケチと思われたら「次の一歩」は踏み出せない

石神賢介dot.
婚活の掟(写真はイメージです/GettyImages)

婚活の掟(写真はイメージです/GettyImages)

 2019年、57歳になり還暦が視野に入った頃から結婚願望が強くなり、婚活を本格的に再開することになった(50代目前の時にもこの「波」が来たことがある)。そうなると、いてもたってもいられず、婚活アプリ、結婚相談所、婚活パーティーを駆使して婚活に挑んでみることになり、実はいまも続行中である。2年あまり、僕なりに体験し、取材した結果として「女性が敬遠するタイプ、傾向」を考えてみた。

 そのうちの一つが「ケチ」だ。

・最初のデートで細かい額まで、ワリカンにしようとする
・最初のデートで、メニューの単価の低いチェーン店に連れて行こうとする

 本気で出会った相手と交際に進みたいというのであれば、こうした行為はお勧めできない。とりわけ中高年男性は、ケチと思われるのは得策ではない。

「不況だし、男女平等なんだからワリカンでいいのでは」

「価値観が同じ人と結婚するのがいいのだから背伸びする必要はない」というのは、中高年婚活の実態を知らない人の理想論だと思う。

 今回は自分の体験をもとに「婚活とワリカン」問題について考えてみる。
 
 まず、そもそもワリカンなんて頭の片隅にもありませんという女性が結構いる。婚活アプリのプロフィールで時折見かける「強気のプロフィール文」はこんな感じだ。

「いつもプレゼントをしてくれて、旅行に連れていってくれるお金持ちの男性、メッセージください」

「デート代は男性が払うのは当たり前と思っています。男性が多めに払うとか意味がわかりません。女性にお金を出させる男性を見たことがないからです。手ぶらで返す人はマナーがないなと思ってしまいます。できる人は交通費まで出してくれますよ。理解できない人は申し込まないでください」
 
 どちらの女性も容姿端麗なので、これでも声をかける人はいるのだろう。もちろん、こういう人には申し込みはしなかった。

 でも、ここまでではなくても、食事代を男が払うのが前提、という女性は少なくない。というか、57歳の僕の婚活相手になるメインの年代の女性はバブル期も知っている。それだけにワリカンなんて考えられないのだろう。さすがにここまで強気の女性に声をかける気にはなれなかったが、結局は高額な食事代を払わざるを得なくなったことは珍しくない。


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