法改正で「誰でも雇用延長」の時代は終わり! 現役時代から備える定年後の働き方 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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法改正で「誰でも雇用延長」の時代は終わり! 現役時代から備える定年後の働き方

植田晴美dot.#定年後
写真はイメージ(GettyImages)

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(図表1)定年後の働き方、どう選ぶ?(週刊朝日MOOK『定年後からのお金と暮らし2021』より/出典:松本すみ子『定年後も働きたい。人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方』)

(図表1)定年後の働き方、どう選ぶ?(週刊朝日MOOK『定年後からのお金と暮らし2021』より/出典:松本すみ子『定年後も働きたい。人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方』)

シニアライフアドバイザー・松本すみ子さん(写真/小黒冴夏・写真部)

シニアライフアドバイザー・松本すみ子さん(写真/小黒冴夏・写真部)

 定年後も何らかの形で働き続けたいという人も多いだろう。そんな働く意欲や能力、経験を生かしたシニアライフを送るため、現役のうちにどんな準備をすればいいのだろうか。現在発売中の週刊朝日MOOK『定年後からのお金と暮らし2021』では、定年後だからこそできる「自分らしい働き方」について、専門家に取材した。

【わかりやすいチャート】定年後の働き方どう選ぶ?

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「人生100年時代とよく言われますが、これは絵空事じゃなくて現実です。これからは女性なら100歳、男性なら90歳までは生きると思って人生設計をしなければダメですよ」

 そう話すのはシニアライフアドバイザーの松本すみ子さん。“定年後も働きたい” “生涯現役を目指してもうひと頑張り”と考えている人も多いだろう。でも希望通りの仕事を見つけるのはなかなか困難だ。

「日本は世界でもまれにみるサラリーマン大国で90%以上の人が“雇われて働く人”でした。でも世の中は変化していて、終身雇用は無理、雇用延長も厳しいという企業が増えています」

 また、これまでは希望すれば誰でも定年後65歳までの雇用延長が認められていた。しかしこの4月の法改正で働く機会の確保は70歳まで延びるが、全ての人が「雇用」されるわけではなくなる。企業によっては直接雇用以外の選択肢を選ぶ可能性もあり、“定年後は雇用延長で”とのんびり構えているわけにはいかないのだ。

「改正法では、他社への再就職を促す、フリーランスとして契約する、起業を支援するなど複数の選択肢が示されています。でも“ひとり立ちしなさい”といきなり言われても困りますよね。だから定年後、自分はどういう生き方をすべきか、50代に入ったらぜひ考え始めてください」

 定年後に備え、50代では具体的に何をしておくべきだろう?

■自分が幸せであることをベースに考える

「まず自分を知ること。自分は会社でどういうスキルを身につけてきたのか、自分はどんなことができる人間なのか。これまでしてきた仕事は好きなことだったのか、そうでもなかったのか。もし好きじゃないのであれば何が好きなのか。やり残したことはないか。よく“人生の棚卸し”と言われる作業ですが、これをしてみてください」


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