音柱・宇髄天元が「遊廓」で戦うことが必然だった理由 (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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音柱・宇髄天元が「遊廓」で戦うことが必然だった理由

植朗子dot.
「音柱」の宇髄天元(画像は「鬼滅の刃」公式Twitterアイコンより)

「音柱」の宇髄天元(画像は「鬼滅の刃」公式Twitterアイコンより)

 週刊少年ジャンプに連載された『鬼滅の刃』の第2期アニメ化が発表された。第1期アニメ「竈門炭治郎立志編」、映画「無限列車編」に続いて、公開予定のアニメは「遊郭編」である。この「遊郭編」では、音柱・宇髄天元がメインキャラクターをつとめる。先行公開された第1弾PVの宇髄天元の「派手だろ?」の決めゼリフは話題となり、声優・小西克幸氏にも注目が集まる。宇髄天元は鬼殺隊の中で最も派手で華やかな隊士だ。 この宇髄天元が「遊郭」という“暗部”で鬼と戦うことには、実は大きな意味があったのだ(以下の内容には、既刊のコミックスのネタバレが含まれます)

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■鬼殺隊と鬼との「因縁」

『鬼滅の刃』では、鬼討伐部隊「鬼殺隊」の隊士たちが、おのおのの任務の中で、鬼との戦闘を重ねている。隊士たちと鬼たちは、一見すると、それぞれランダムに戦闘相手が決まっているように見えるが、注意深くその組み合わせを確認すると、それぞれの「因縁」がエピソードの中に盛り込まれていることがわかる。

 この「因縁」は、いろいろな切り口で語られるが、一番わかりやすいのは、鬼の総領・鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)と、鬼殺隊の長・産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)の事例だろう。彼らは同じ血族であり、それを原因として「人間 対 鬼」の戦いを続けている。

 次に、はっきりとしている「因縁」は、身内を殺害した鬼が「かたき」として登場するケースである。主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)の家族を殺した無惨の話。姉を殺した鬼・童磨(どうま)を討とうとする、胡蝶しのぶ(こちょう・しのぶ)の話などがあたる。

 では、アニメ第2期のメインキャラクター音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)は、どうして「遊廓」に住む「鬼」と戦うことになったのか。

■「遊廓」という場所の特殊性

「遊廓編」では、遊廓のことを「男と女の見栄と欲 愛憎渦巻く夜の街」と説明している。闇夜に人が集う遊廓は、人の出入りそのものが多く、鬼がその身を隠すのにはちょうど良い。


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