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巨人の「育成枠」の使い方に疑問の声も…制度を見直す時期がやってきた?

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巨人・山下航汰 (c)朝日新聞社

巨人・山下航汰 (c)朝日新聞社

 巨人が今までにない手法で選手との契約を進めている。

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 中堅以上で活躍の見込みがなくなった選手だけではなく、若手にも自由契約が相次ぐ。しかし、全ての選手が球団を去るわけではない。育成へ契約内容をシフト、これまで同様に巨人で引き続きプレーする選手もいる。

 そもそも、2005年にできた育成選手制度の目的は「社会人野球が衰退し、高校や大学を卒業した選手に野球を続けるための機会を与える」というものだった。しかし、今オフの巨人のように、本来の理念とは違う形で制度が利用されているとの声が大きくなってきた。

「落ちるものがない。上だけを目指してやって来た。求められるものはより一層、大きくなる。自分は打撃が持ち味。東京ドームでも持ち前の打撃で勝負したい。印鑑を押す時は支配下選手になったんだなという気持ちが芽生えた。1軍で中軸を打つことを目標にやって行きたい」(巨人・山下航汰/19年7月5日、支配下登録会見)

 群馬の健大高崎高から18年の育成ドラフト1位で名門の一員となった山下は、2軍での活躍もあり、1年目の19年7月に早くも支配下登録を勝ち取った。その年は最終的に高卒新人としては92年のイチロー以来となるファーム首位打者を獲得し、将来の主軸として周囲の期待が一気に高まった。

 だが、今年はシーズン開幕前に右手有鈎骨を骨折。11月には育成契約に戻すことを前提に自由契約となり、12月に再び育成選手として契約を結び直すことになった。

「小柄だが身体能力に優れている。全身のパワーが素晴らしく、バットコントロールも巧み。打撃だけならすぐに1軍で使える。チーム内での他の選手とのバランスを考え、2軍で経験を積ませていた。間違いなく結果を残せるだろうし主軸を担ってもらわないといけない選手。ケガという形で戦線離脱になってしまったのは、本当に残念。時間はかかるだろうが、完ぺきに治して戻って来て欲しい」(巨人球団関係者)


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