能力以外にも理由あり? 阪神から戦力外の伊藤隼太は、なぜプロ入り後苦しんだのか (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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能力以外にも理由あり? 阪神から戦力外の伊藤隼太は、なぜプロ入り後苦しんだのか

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今季限りで阪神を退団となった伊藤隼太 (c)朝日新聞社

今季限りで阪神を退団となった伊藤隼太 (c)朝日新聞社

 2011年のドラフトで1位指名を受け、阪神に入団した伊藤隼太。同じ慶応大学出身で走攻守3拍子揃ったプレースタイルから“高橋由伸2世”と呼ばれ大きな期待をされていたが、目立った実績を残すことができないまま、今シーズン限りで戦力外となった。

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 トライアウトを受け現役続行に意欲を示しているが、周囲の評判は様々。野球ファンが注目したエリートは、このまま終わってしまうのだろうか……。

「とりあえずの区切りとして、今日という日を無事に終えられホッとしています。ファンの人の声がなければ、トライアウトを受けることも、ヒットを打てることもなかったと思います。応援の力の偉大さを感じられたという点でもこのトライアウトを受けて本当に良かったです。ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」(12月7日付・伊藤インスタグラム)

 7日、神宮球場で行われた合同トライアウト(入団テスト)に参加。大学、プロを通じて数多くプレーした神宮球場で、4打数1安打(3打席目に二塁打)の結果を残した。

「1、2打席目は地に足が着いてないような、身体がいうことを聞いてない感じだったので、昼休憩を挟んでもう1回リセットして普段通りやろうと心掛けました」

 2打席凡退後の昼休憩で気持ちを切り替え、第3打席に田原誠次(巨人)の変化球を右中間へ打ち返した。

「性格的なものもあるが、悲壮感や一生懸命な部分が周囲に伝わらないタイプ。伝統球団のドラフト1位で本人も相当な重圧があったのだろうが、どこか野球へのモチベーションを感じないようにも見えた。トライアウト後のコメントやインスタを見て、伊藤らしいなと感じた。現役時代と変わらず、淡々とこなし、今後の状況を待っているようにも見える。今回の二塁打を見ても、打撃に関してはまだまだ行けるものを持っていると思う」(阪神担当記者)

 愛知・中京大中京高では堂林翔太(広島)の2学年上にあたり、高校通算29本塁打を記録。慶応大では1年春からリーグ戦出場、2年春にレギュラーを獲得し、秋からは4番に定着。3年夏の世界大学野球選手権では日本代表の4番を任され3本塁打を放った。4年時には主将を任されるとともに、安定した成績を残し、11年秋のドラフト1位で阪神に入団。しかし18年の96試合出場がシーズン最多で、19年以降は1軍出場なしに終わっていた。


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