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「同じ競技にやりたい人いない」那須川天心、武尊とは戦わず次の舞台へ?

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長谷川亮dot.
キックボクサーとしては“無敵状態”となっている那須川天心(写真/gettyimages)

キックボクサーとしては“無敵状態”となっている那須川天心(写真/gettyimages)

 那須川天心の本年第3戦が11月1日、『RISE DEAD OR ALIVE OSAKA』(エディオンアリーナ大阪)で行われた。

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 対戦相手は那須川が主戦場とするRISEで初期から活躍して3階級制覇を成し遂げ、“ミスターRISE”の異名を取る裕樹。ローキックが代名詞で18年11月にはロッタン・ジットムアンノンもその蹴りで苦しめた(裕樹の判定負け)。

 そんな裕樹のキャリアを締めくくる引退試合の相手に選ばれた那須川は、ポジショニングやパンチの圧力で裕樹にローを存分に発揮させず飛びヒザで2R TKO。介錯を果たした。

 先んじて9月27日に行われた皇治戦では本来階級上の皇治に対しKOにこそ至らなかったが圧倒して判定勝ち。サウスポーの村越優汰との第2戦(16年9月)で倒し損ねた過去があるため、7月の長身サウスポー笠原友希戦では苦戦するのではと予想したが、3度のダウンを奪い90秒で切って取った。笠原戦ではこれまでなかった右フックでのKOを生み出し、この段階においても進化していることを印象づけた。止まらない進化と成長速度の速さが那須川の“神童”たる所以だ。

 11月1日の『RISE DEAD OR ALIVE OSAKA』では「那須川天心挑戦者決定トーナメント」も行われ、決勝で志朗と鈴木真彦が対戦。志朗は昨年『RISE WORLD SERIES』決勝で那須川に敗れ、鈴木は2015年に那須川に敗れて以来無敗の20連勝で駆け上がってきた、ともにリベンジを目指す同士だったが志朗がダウンを奪い判定勝利。来春予定される那須川との対戦権を獲得した。

 那須川が皇治を破った9月27日のRIZINでは江幡睦が2度のダウンを奪って良星を撃破。睦は昨年大晦日に那須川に敗れた江幡塁の双子の兄で、「敵討ちというより手を合わせて格闘技を盛り上げたい。勝つ自信はあります」と那須川との対戦を希望する。RIZIN榊原信行CEOも睦vs良星戦が那須川戦への査定試合的意味合いがあったことを明かしており、昨年末からのストーリー性においても大晦日のカードは江幡睦戦が有力か。

 皇治戦を前に那須川はキックボクシングについて「あと10試合は絶対にやらないと思います」と宣言。9試合としても那須川の試合ペースで言えば2年のうちに消化できるが、本人がカウントダウンに入ったことを明言したことから、あと数戦、もう来年にもボクシング転向を明らかとするのではないか。そうなれば本人が言うように「残された試合は1試合1試合が貴重」となってくる。


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