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「成長ばかり続けるのは無茶」渋野日向子が、今季見せた“変化”は進化への過程

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徐々に復調の気配も見せる渋野日向子 (c)朝日新聞社

徐々に復調の気配も見せる渋野日向子 (c)朝日新聞社

 渋野日向子が、米女子ツアーのショップライトLPGAクラシックで通算6アンダーをマークし27位タイでホールアウトした。

 2020年の渋野はこれで国内ツアーと米ツアー合わせて6試合をプレーし、3試合連続の予選通過となった。初戦となったアース・モンダミンカップでは通算2オーバーで予選落ち。渡英後のASIスコットランド女子オープンでも初日79、2日目77とスコアを崩し予選で姿を消すと、連覇を狙ったメジャーのAIG全英女子オープンでも復調することなく苦渋を舐めた。

 通常とは違い、コロナ禍という難しい状況の中でのプレーを強いられているが、昨季の渋野を見てきたファンにとっては、ややヤキモキするような状況が続いている。しかし、新型コロナウイルス感染症に収束の目処は立たず、いつ開幕を迎えられるのか全く先が見えていなかっただけに、渋野を含めどの選手もしっかりとした調整ができずにピーキングの持って行き方には相当苦労したはず。渋野に昨年のような活躍を期待する方が無理な話なのかも知れない。

 とはいえ、今季の渋野はここまで日米ツアー合わせて17ラウンドをプレーしているが、60台が出たのはANAインスピレーション3日目の67と、ポートランドクラシックの2日目。そしてショップライトLPGAクラシックの初日、3日目、最終日の5回のみ。「スマイリング・シンデレラ」として激動の一年を過ごした昨年に比べると、明らかにその成績は低迷している。

 では、その原因はどこにあるのか?プロ、アマを問わず多くのゴルファーを指導しゴルフメディアにも多数出演する中井学プロは次のように分析する。

「渋野選手はオフのトレーニングによってパワーアップしましたが、それによりクラブのスペックを変えたようですね。ドライバーのヘッドはPINGのG410 PLUSのままですが、シャフトを藤倉コンポジットの『スピーダーエボリューションIV』から『VENTUS』にしました。私は兼ねてから、渋野選手はアンダースペックのクラブを使っているように感じていたのですが、パワーアップにより、フレックスを硬めにし、重量帯も重めにしたというわけです」。


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