加藤は今年夏に出産を控える妊婦でもある。

「警察官がAに連絡して、『妊婦だから服だけでも返してあげなさい』と話してくれた。そしたらパーカーとスエット、バッグを警察を介して返してくれた。とりあえず今はホテル暮らしです。でも、私物がまだたくさん残っているし、なにより知らない人が部屋にいることが嫌。本当に信じられない」

 自業自得とも言えるが、加藤は元夫に対する怒りが収まらないようだ。

「鍵の修理屋さんに聞いたら、Aは20万円くらいする高級な鍵に付け替えていた。さらに占有屋を雇うのにもお金をかけている。数週間後には出ていく妊婦のために、そこまでお金をかけるなんて本当にバカな男だと思います」

 加藤は、警察を呼んだ時の様子を撮影していて、その動画を自身のYouTubeチャンネルで公開するという。

(AERA dot.編集部)