宇野昌磨の“復活”で再認識、フィギュアスケートにおけるコーチの「重要性」 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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宇野昌磨の“復活”で再認識、フィギュアスケートにおけるコーチの「重要性」

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宇野昌磨選手(左)とかつて宇野を指導した樋口美穂子コーチ(右)(c)朝日新聞社

宇野昌磨選手(左)とかつて宇野を指導した樋口美穂子コーチ(右)(c)朝日新聞社

「もちろん、日頃たくさん『こうした方がいいよ』と言われることはある。でも、それを真に受けるのではなくて、自分なりに今までやってきたことと照らし合わせて『ここは一致するところがあるな』という部分を、かみ砕いて自分のものにしようと思っています」

 ランビエールコーチもまた新たな生徒である宇野に大きな期待を寄せており、オリンピックチャンネルの取材に対し、宇野には「限界がない」と語っている。また同門のスケーター、島田高志郎とデニス・ヴァシリエフスについて、宇野は「一生懸命スケートに向き合う、本当に真面目な二人」とコメントしており、よい影響を受けているようだ。スケーターにとってコーチの変更は、所属するチームの変更ともいえる。

 今年から本格的にスイスに拠点を移した宇野は、新しい環境に慣れるため2月の四大陸選手権を辞退、今はランビエールコーチの指導の下、プログラムを磨いている。信頼に基づいたコーチとの関係がいかにスケーターを飛躍させるのか、3月に行われる世界選手権での宇野の滑りを楽しみに待ちたい。(文・沢田聡子)

●沢田聡子/1972年、埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社に勤めながら、97年にライターとして活動を始める。2004年からフリー。シンクロナイズドスイミング、アイスホッケー、フィギュアスケート、ヨガ等を取材して雑誌やウェブに寄稿している。「SATOKO’s arena」


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