【2019年プロ野球総括・投手編】千賀、山口が奮闘するも目立った選手なし 投低は続くのか? (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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【2019年プロ野球総括・投手編】千賀、山口が奮闘するも目立った選手なし 投低は続くのか?

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井上啓太dot.
最多勝・勝率・最多奪三振の3冠を達成した山口俊(c)朝日新聞社

最多勝・勝率・最多奪三振の3冠を達成した山口俊(c)朝日新聞社

奪三振率11・33で、石井一久が1998年に記録した11・05を上回り、シーズン記録を更新した千賀滉大(c)朝日新聞社

奪三振率11・33で、石井一久が1998年に記録した11・05を上回り、シーズン記録を更新した千賀滉大(c)朝日新聞社

まさかの「ワースト4冠」となってしまった小川泰弘(c)朝日新聞社

まさかの「ワースト4冠」となってしまった小川泰弘(c)朝日新聞社

 主要なものからワースト記録まで、個人成績で2019年プロ野球を振り返る同企画。打撃編に続き、今回は投手編をお届けする。

【写真】まさかの「ワースト4冠」となっしまったかつての最多勝投手は…

 まずは、ポストシーズンで活躍した選手を紹介したい。

●千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス)
 CS初戦は7回を投げて4被弾し敗戦投手となったが、ポストシーズン全体でみれば大活躍だった。3試合に登板し、計22回を投げて22奪三振、防御率は2.05でトップタイの2勝をあげた。

●メルセデス(読売ジャイアンツ)
 CSファイナルと日本シリーズの計2試合に先発したメルセデス。日本シリーズでは5回2死まで一人の走者も出さない“完全投球”をみせた。ポストシーズン計13回を投げて無失点。打たれたヒットはわずか4本と、孤軍奮闘の活躍だった。

 続いて、レギュラーシーズンを振り返ろう。リーグ優勝の巨人からは山口俊が3冠に輝いた。

【主要タイトル】
●最多勝 山口俊(巨人)15勝/有原航平(北海道日本ハムファイターズ)15勝
 どちらも初の最多勝で、キャリアハイの成績を残した。山口はプロ14年で通算64勝112セーブに。上原浩治以来の100勝100セーブ達成もみえてきた。

●最高勝率 山口俊(巨人).789/山岡泰輔(オリックス・バッファローズ).765
 山口は最多勝とあわせての獲得。山岡は防御率3.71でリーグ防御率ランキングでは6人中5位だったが、13勝(4敗)は2位タイ。打線の援護が大きかったと言えそうだ。

●最優秀防御率 大野雄大(中日ドラゴンズ)2.58/山本由伸(オリックス)1.95
 ともに初タイトル。大野は終盤まで広島東洋カープのジョンソンとタイトル争いを演じた。先発した9月30日の阪神タイガース戦では3回3分の1を無失点に抑えたところで、防御率1位が確定。すると、すぐさま与田剛監督が交代を告げた。甲子園球場はタイトル獲得を喜ぶ中日ファンと、同月にノーヒットノーランを食らった“天敵”の降板に喜ぶ阪神ファンの歓声で異様な空気に包まれたという。
 
8勝をあげた山本はまだ21歳。高卒3年目での最優秀防御率は2015年の大谷翔平(日本ハム)以来で、球団では史上最年少の快挙だ。


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