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ほぼ海外ドラマだけでセンター試験満点 現役芸大生の勉強法とは

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木下昌子dot.
出口無頼さん(撮影/掛祥葉子・写真部)

出口無頼さん(撮影/掛祥葉子・写真部)

 映画や海外ドラマをどうやって“英語学習”に生かせばいいのだろう?帰国子女でも、長期留学経験者でもないのに、ほぼ海外ドラマだけで超ハイレベルな英語力を身につけたのが、東京芸大在学中の出口武頼さんだ。発売中の「AERA English 2019 Autumn & Winter」(朝日新聞出版)より抜粋して紹介する。

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 高校在学中に初受験のTOEICで870点、GTECやTEAPのスピーキングテスト満点、2018 年度センター試験の英語満点と超ハイレベルな英語力を持つ出口武頼さん。しかもその勉強方法は、「大好きな海外ドラマを、毎日見続けただけ」だと言う。いやいや、そうは言っても参考書や問題集もやりながら休憩時間に海外ドラマを見ていたということですよね?

「ええっと、そういう普通の英語の勉強は、海外ドラマを見始めて以来、まったくやっていないんです。もともと努力するのが苦手な人間で……」

 コツコツ努力は苦手でも、海外ドラマを見る生活は中学時代から現在まで続いている。その理由は「ただただ、海外ドラマが好きだから」と、シンプルだ。

 これまでに見たドラマは、60作品、3000話以上。初めて見た海外ドラマは、ミュージカル青春ドラマ「glee」だった。英語のセリフはあいさつ程度しか聞き取れなかったものの、廃部直前のグリークラブ(合唱部)のメンバーが、いじめやコンプレックスをはねのけていきいきと輝く物語に、一気に引き込まれた。

「みんな私服でおしゃれだし、自由だし、アメリカの高校生はなんてかっこいいんだと、衝撃を受けました」

 もともと一つのことに没頭しやすい性格ということもあり、それからは毎日2~3時間、海外ドラマを見るようになったという出口さん。ただの趣味だった海外ドラマ鑑賞が英語学習に効果があると感じ始めたのは、ドラマの中の気に入ったフレーズをノートに書き出し、繰り返し音読練習をするようになってからだ。このノート、名づけて「マイフレーズブック」こそが、出口さんの、唯一にして最強の“教材”となった。


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