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マラソン五輪代表逃した設楽の恩師が喝「世界と戦うには準備不足」

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井上啓太dot.#2020東京五輪#五輪
中盤以降、大きく失速した設楽悠太。代表内定とはいかなかった(c)朝日新聞社

中盤以降、大きく失速した設楽悠太。代表内定とはいかなかった(c)朝日新聞社

 東京五輪のマラソン日本代表を決める「MGC」(マラソングランドチャンピオンシップ)が9月15日に行われ、男子は中村匠吾(2,11,28)と服部勇馬(2,11,36)が、女子は前田穂南(2,25,15)と鈴木亜由子(2,29,2)がそれぞれ2位以内に入り、日本代表の座を獲得した。

 男子では昨年の東京マラソンで日本記録を更新し、「BIG4」の一人として注目された設楽悠太は、14位(2,16,9)に終わり、代表内定とはならなかった。(記録はいずれも速報値)

 レース後、設楽悠太の大学時代の恩師である、東洋大学の酒井俊幸監督は取材に対し、「白旗をあげないことが東洋大学で学んだことだと思う。1秒を削り出し、代表の残りの1枠を最後まで諦めないでほしい」と設楽へエールを送った。

 設楽は序盤、暑さのなかで1キロ3分のハイペースで走り、スタートから終盤まで集団を引き離し独走状態になった。一時は2位と2分ほど引き離したが、中盤以降、徐々に失速。37キロすぎに、中村や服部らの第二集団に追い抜かれ、ついていくことができなかった。

「(序盤に飛ばしたことは)予想外でしたが彼らしいですね。天候が曇っていれば最後まで逃げ切れたかもしれない。終盤は体温が上がってしまい失速したのは準備不足。32キロ地点で声をかけましたが、すでに顔が真っ赤でした。体のメンテナンスなど、準備の面が今後の課題」(酒井監督)

 そして、もう一人の教え子の服部については「最後まで集中力とスタミナを保ち、安定した走りでした。氷をうまく使って体温が上がらないようにし、終盤まで脚を残すことができていた」とたたえた。

 レース後、服部と5秒差(2,11,41)で3位に終わり、代表内定とはならなかった大迫傑は「最後抜かれてしまったのは残念。(設楽の序盤の独走に)焦り、力を使ってしまったのが後半に出てしまった。優勝を狙っていたが、完敗。悔しい」と語った。


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