メジャー挑戦中の牧田和久 元ロッテ・渡辺俊介が語る「アンダースロー投手ならではの難しさ」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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メジャー挑戦中の牧田和久 元ロッテ・渡辺俊介が語る「アンダースロー投手ならではの難しさ」

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パドレス傘下の2Aアマリロに所属することが決定した牧田和久投手 (c)朝日新聞社

パドレス傘下の2Aアマリロに所属することが決定した牧田和久投手 (c)朝日新聞社

世界一低いアンダースローと呼ばれた渡辺俊介氏 (c)朝日新聞社

世界一低いアンダースローと呼ばれた渡辺俊介氏 (c)朝日新聞社

 メジャー出場の前提となる40人枠から外されていた牧田和久投手(34)が、6月25日にパドレス傘下の2Aアマリロに所属することが決定した。

 牧田は2011年に西武ライオンズへ入団し、在籍7年間で53勝54ホールド25セーブ、防御率2.83と活躍。2018年にはポスティングシステムを利用し、パドレスに入団。絶滅危惧種といわれるアンダースローを武器にメジャーでの活躍が期待されていたが、加入1年目の昨季は27試合に登板し、0勝1敗、防御率5.40。復活をかけてのぞんだ今季も開幕はマイナーリーグ。6月17日にメジャーへと昇格を果たしたが、結局1試合も登板することなく18日には事実上の戦力外となっていた。

 牧田はなぜ、メジャーで思うような活躍ができていないのか。牧田と同じアンダースローの使い手として、千葉ロッテマリーンズやアメリカの独立リーグなどで活躍し、現在は社会人野球チーム「日本製鉄かずさマジック」のコーチを務める渡辺俊介氏に話を聞いた。

【写真】「世界一低い」と呼ばれた渡辺俊介氏のアンダースロー

*  *  *
――牧田投手が再びマイナー契約となりました。

(18日の「戦力外報道」を受けて)最近のチームでの使われ方を見ていたら、厳しいんじゃないかとは感じていました。牧田くんがいちばん良い状態であれば、メジャーでも十分通用すると思いますが、去年から腕の振りが少し遠回りしだして、あまり状態を戻せてないままでした。

 日本だったら、ファームにいって、ミニキャンプをはって、身体を作り直して、フォームを戻して、調子が戻ってきたら試合で投げて、1軍に合流という流れですが、メジャーは違います。マイナーであっても試合数はメジャーと同じくらいあるため、試合で投げなくてはいけません。

 怪我の場合はノースローでキャンプ地にいってじっくり直すということはしますが、ただ調子が落ちているだけだと、フォームの修正やトレーニングし直すという時間はないんです。投げられる技術がある、という前提で契約していますから。

 牧田くんとは昨年末に連絡を取りましたが、腕の振りに関しては本人も気づいていたようでしたね。


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