子どもの「いじめ」は親の無関心育児から生まれる!? 東大卒ママが体験談から力説 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

子どもの「いじめ」は親の無関心育児から生まれる!? 東大卒ママが体験談から力説

連載「偏差値29で東大に合格したなっちゃんの ただいま子育て猛勉強中!」

このエントリーをはてなブックマークに追加
杉山奈津子dot.#教育#杉山奈津子
杉山・奈津子(すぎやま・なつこ) 1982年、静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業後、うつによりしばらく実家で休養。厚生労働省管轄医療財団勤務を経て、現在、講演・執筆など医療の啓発活動に努める。1児の母。著書に『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』『「うつ」と上手につきあう本 少しずつ、ゆっくりと元気になるヒント』など

杉山・奈津子(すぎやま・なつこ) 1982年、静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業後、うつによりしばらく実家で休養。厚生労働省管轄医療財団勤務を経て、現在、講演・執筆など医療の啓発活動に努める。1児の母。著書に『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』『「うつ」と上手につきあう本 少しずつ、ゆっくりと元気になるヒント』など

親に構ってもらえず、「注目してもらいたい」という気持ちが、イジメを生み出すことは多々あるという。(写真:Getty Images)

親に構ってもらえず、「注目してもらいたい」という気持ちが、イジメを生み出すことは多々あるという。(写真:Getty Images)

 それでも、息子が「ここはみんなで遊んでいい場所だよ」と言って中に入ろうとすると、息子が持ったオモチャを取ろうとし、揚げ句には蹴って乱暴をしてきました。子どものけんかに親が介入すると、確実に親が味方した側が勝ってしまうため、私は基本的に「子どものいざこざは子どもで解決させる」というスタンスをとっています。

 しかし、さすがに親が目の前にいるのに、ほかの子の嫌がらせや暴力をふるうという行為をスルーするのは、息子にも「そういうことをしていい」と許可しているのと同じことになってしまいます。

「大人の立場」で圧力をかけるのもよくないし、かといって放置するわけにもいかないので、とりあえず「ここにお父さんかお母さんきているよね? ちょっと呼んできてもらえる?」と尋ねました。すると、そのリーダー格の子は突然、私に対して「ごめんなさい」と謝ってきたのです。

■店員からも「目を離さないでみてください」との注意

 謝るならば私ではなく息子に謝るべきだし、男の子にしても「怒られたくないので一時的に難を逃れた」という「うわべだけ」のもので、結局、何の意味ももたず問題解決にもなっていない謝罪になるわけなので、どうしたものかと思いました。するとそのとき、店員さんがきて、私がそのグループの子どもたちの親だと勘違いしたらしく(最近はほかの子を注意する親が減ってきているためでしょう)、「さっきからその子たちが危ないことばかりするから、親はちゃんと目を離さないでみてください」と注意されたのです。

 ここでもめて大ごとにもしたくなかったので、店員には誤解を解き(不本意なことにかなり疑われましたが)、息子にも「意地悪な子と遊んでも何も楽しくないでしょ?」と言って、その場を離れてしまいました。

 その後、店員さんから、その子たちの親は、食事をする休憩スペースで、おしゃべりしたり、スマホをいじったり雑誌を読んでいたりしていた人たちだった、と謝られました。彼女たちも、やはりグループできていたそうです。私も休憩スペースにいったときその母親たちを見かけましたが、その中の誰か1人も子どもをみることをせず、完全に放置していたということでしょう。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい