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戸田恵梨香、“女優魂”を再燃させた大いなる転換点

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戸田恵梨香 (c)朝日新聞社

戸田恵梨香 (c)朝日新聞社

■ガッキーや石原さとみに比べると派手さはないが…

 戸田は、その美貌もさることながら、やはり抜きんでた演技力が魅力だ。

「2018年に大ヒットした『コード・ブルー』では確かにやや印象が薄かったですが、そもそも同ドラマがヒットしたのも、若いときから抜群に演技力が高かった戸田の功績が大きい。ドラマのヒットがあったからこそ、映画との連動があったはず。また、『SPEC』シリーズも、根強い人気の裏には彼女の底力がないと継続しない。やはり業界内でも女優としての評価は高いです」(民放ドラマ制作スタッフ)

 今回の朝ドラヒロイン抜擢については「このところの朝ドラは、フレッシュな若手よりも、実力派のじっくりした演技を見せる傾向にある」(同)ので、美貌と演技力を兼ね備えた戸田はピッタリということか。

 ドラマウォッチャーの中村裕一氏は、戸田の魅力についてこう語る。

「女優としてどんな色にも染まる“無色透明感”と、良い意味でのクセのなさが一番の魅力だと思います。確かに、強烈なキャラクターを演じれば、瞬間最大風速的に世間の注目を集めることはできますが、それ以降、そのキャラの印象がつきまとい、なかなか払拭できないリスクも生じます。しかし、彼女の場合、『SPEC』で特殊能力者、『コード・ブルー』で産婦人科医、『大恋愛』では若年性アルツハイマー患者と実に幅広い役柄を演じましたが、どれもキチンと演じわけ、しっかりと自分のものにしています。今年、30歳になりましたが、同年代の新垣結衣、石原さとみ(31)、長澤まさみ(31)、綾瀬はるか(33)と比べると、派手さは少ないものの、着実にキャリアを積み重ねている印象です。今回の朝ドラ主演は、間違いなく彼女にとってターニングポイント。これを機にさらにステップアップして、唯一無二の息の長い女優を目指してほしいと思います」

 来年2月には主演映画「あの日のオルガン」の公開も控えており、“いい風”が吹いてきている。2019年は戸田にとってさらなる飛躍の1年になりそうだ。(ライター・黒崎さとし)


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