試合後、セリーナとハグをする大坂選手 (写真:Getty Images)
試合後、セリーナとハグをする大坂選手 (写真:Getty Images)

大坂選手がインスタグラムに掲載した家族との写真 (大坂選手のインスタグラムより)
大坂選手がインスタグラムに掲載した家族との写真 (大坂選手のインスタグラムより)

 テニスの全米オープン優勝を果たした大坂なおみ選手(20)。日本人で初めて4大大会シングルスでの勝利を飾った。地元・大阪では歓喜の声が上がっている。大坂選手が幼い頃に通っていた「ICT靭テニスセンター」ではくす玉を設置し、優勝を祝福した。弱冠20歳にして全米オープンを制した大坂選手。いったいどのような幼少期を過ごしたのか。同センターの担当者はこう語る。

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「大坂選手はご家族でテニスコートを借りて、練習されていました。コーチなどを付けていたわけではないので、指導したスタッフはいません」

 大坂選手の姉・まりさん(22)と共に家族で練習をしていた。

 大坂選手を指導したのはハイチ出身でテニス未経験の父親だった。未経験ながら、ウィリアムズ姉妹の足跡を参考にしていたという。大阪市内で大手語学学校の英語講師をしていたという。父親の元同僚はこう語る。

「大阪弁を喋るひょうきんなアメリカ人とお父さんは人気でした。大坂さんのお母さんも強烈な個性で面白い人。なおみちゃんが強くなれば、きっと人気者になるだろうなとみんなで話していたんです」

 一家は当時、同中央区南東部の空堀商店街近くに住んでいたが、その後、米国へ移住したという。

 前出の靭テニスセンター担当者がこう振り返る。

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