篠原涼子 (c)朝日新聞社
篠原涼子 (c)朝日新聞社

 7月から「アンナ・クリスティ」で舞台初主演を務めるなど、今や実力派女優として引っ張りだこの篠原涼子(44)だが、6月6日に出演した「TOKIOカケル」(フジテレビ系)で明かした好きな食べ物が「庶民派すぎる」としてSNS上で話題となった。

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 同番組では、ゲストが好きな食べ物をランキング形式で10個発表する『大好物ベスト10』という人気企画があるが、ゲスト出演した篠原が1位に挙げたのはなんと納豆チャーハンだったのだ。しかも自分で編み出したオリジナルレシピの手作りで、実際にスタジオで、慣れた手つきで調理。TOKIOのメンバーに振る舞ったところ「うまい!」「納豆いい!」と絶賛の嵐。さらにパクチーを乗せ、サンチュで巻くというおすすめの食べ方も紹介した。

 篠原がほかに挙げた好物もとんこつラーメンやとんかつ、もんじゃ焼きなど、庶民的なラインナップが多く、ツイッターでは「大学生すぎて好き」「現役運動部じゃん」「果てしない親近感」などなど、気取らぬ素顔に親しみを覚える人が多かったようだ。

 女優というと高級レストランで食事をしたり、家でもお取り寄せのグルメ食材を食べているイメージが強いが、実は庶民的な食べ物を好む者も多い。例えば広末涼子(37)もそのひとり。地元・高知に帰省した際、シメにかかせないのがところてんだと「人生最高レストラン」(5月12日放送・TBS系)で話している。

 広末が通うお気に入りのお店では、自家製の天草を使った手作りのところてんを昆布・鰹節・ちりめんじゃこでとった出汁で食べるという。もともと高知では、ところてんを出汁で食べるのが一般的なんだとか。「お酒を飲んだあとに、冷たくてとってもさっぱりする」と語り、「出汁も飲み干してしまう」ほどお気に入りだと笑顔で明かしていた。

 一方で、渋い食べ物を好物に挙げているのが若手の女優たちだ。

「『食事のためなら自分の時間も削る』と断言するほど食べることが好きだという門脇麦さん(25)。仕事を頑張ったときのご褒美メシは『ひとりで焼き鳥屋さん』とWEBマガジンのインタビューに答えています。また、先日最終回を迎えた『崖っぷちホテル』(日本テレビ系)で、空気の読めない新人パティシエを熱演している浜辺美波さん(17)は、『真子の煮つけが大好き』と明かしていました。真子とは真鱈(マダラ)の卵で、なかなか渋いセレクトに感じますが、彼女の出身地・石川の定番料理でよく食べられるそうです。それから、乃木坂46の西野七瀬さん(24)は、おつまみの『スルメイカ』が好きで、ボトルを買ってひたすら一人で食べていると明かし、アイドル界でも庶民的な好物を挙げる人物が増えています」(女性誌の編集者)

 普段なかなか目にすることができない芸能人の食生活だが、好物は意外と庶民的な食べ物が多いようだ。その理由を芸能リポーターの川内天子氏はこう分析する。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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