子どもを超一流に育てる 叱るよりも効果的な「タイムアウト」とは (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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子どもを超一流に育てる 叱るよりも効果的な「タイムアウト」とは

悪いことをしても、きちんと反省できる子どもに育てるには?(※イメージ写真)

悪いことをしても、きちんと反省できる子どもに育てるには?(※イメージ写真)

岡田昭人(おかだ・あきと)/東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。オックスフォード大学教育学博士。1967年生まれ。同志社大学卒業後、ニューヨーク大学大学院で異文化コミュニケ―ション学の修士号を取得。オックスフォード大学教育学大学院にて日本人で初めて教育学の博士号を取得。東京外国語大学で15年にわたり日本人と留学生に教育学や異文化コミュニケーション学を教えている。現在、研究室は約100名の学生が在籍する人気ゼミ。卒業生には外務省、国連職員をはじめ、民間トップ企業の海外オフィスや教育NGOの要職に就く者が多い。「たけしのニッポン人白書」「爆笑問題のニッポンの教養」、朝日新聞など、メディアに出演・協力多数。近刊に『オックスフォード式 超一流の育て方』(朝日新聞出版)

岡田昭人(おかだ・あきと)/東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。オックスフォード大学教育学博士。1967年生まれ。同志社大学卒業後、ニューヨーク大学大学院で異文化コミュニケ―ション学の修士号を取得。オックスフォード大学教育学大学院にて日本人で初めて教育学の博士号を取得。東京外国語大学で15年にわたり日本人と留学生に教育学や異文化コミュニケーション学を教えている。現在、研究室は約100名の学生が在籍する人気ゼミ。卒業生には外務省、国連職員をはじめ、民間トップ企業の海外オフィスや教育NGOの要職に就く者が多い。「たけしのニッポン人白書」「爆笑問題のニッポンの教養」、朝日新聞など、メディアに出演・協力多数。近刊に『オックスフォード式 超一流の育て方』(朝日新聞出版)

 子どもが何か悪いことをして、言い聞かせても反省しないときは、「部屋のすみに座らせる」「人から離れた場所に連れて行く」など、特定の場所を決めて数分間一人にするのです。

 一人にする時間は「子どもの年齢×1分」が目安で3歳なら3分、4歳なら4分です。不思議なことにその間、子どもはじっとしています。

 そして、時間が立ったら子どものところに行って、なぜ「タイムアウト」をしなくてはならなかったかわかるかをよく話し合い、反省を促すようにしましょう。子どもが反省するようになれば、きちんと褒めて、愛情を示してあげましょう。

 例えばオックスフォードの学生は自分の失敗を素直に反省する姿勢を持っています。 授業中につい議論が白熱し、相手を傷つけるような発言をした学生が、「ちょっと失礼」と一言いって教室から出て行きました。しばらくして戻ってくると、その学生は相手に対して「ごめんなさい」と謝りました。これはまさに「自分タイムアウト」!

 この学生には「自分の失敗に責任を持たなければならない」という強い意識があったのでしょう。他人のせいにする、言い訳をすることよりも、謙虚な姿勢で反省し謝ることでお互い話し合う姿勢を立て直したのです。

 大切なことは、子どもが進んで反省できる姿勢を持つかどうかです。言い訳をせずに同じ失敗をしないように自分を省みるように教えなければなりません。

 親はこのように教えましょう。何よりも、反省することは自分自身の行いを改善する良いことだと。迷惑をかけた相手には心から謝るべきであって、同時に、それが自分の考え方を見直し、将来に向けて行動を変える絶好のチャンスとなるように思わせるのです。

「タイムアウト」とは別名「シンキングタイム」。すなわち「考える時間」を与えることです。

 単に言い訳だけを禁止させるのではなく、子どもがきちんと反省ができる姿勢を育成してあげることです。親が子どもに用意できる反省力が育つ土壌は、そういった質の高い「考える時間」なのではないでしょうか。


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