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本田圭佑の“言葉”から見えた「移籍先」

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河治良幸dot.
移籍先が注目されている本田圭佑(写真:Getty Images)

移籍先が注目されている本田圭佑(写真:Getty Images)

 本田圭佑の移籍先が注目されている。3シーズン半を過ごしたACミランに別れを告げた本田には欧州の主要リーグはもちろん、成長著しい米国のMLS、潤沢な資金力を持つ中国、さらにはJリーグのクラブがオファーを出す噂まであがっていた。

 実際に今年の冬にはMLSシアトル・サウンダーズからコンタクトがあり、話し合いを持ったとの情報が流れ、一部では「契約間近」との報道もあったが、結局はまとまらずに終わった。ただし、ミランとの契約が終了する夏を待って移籍するのではないかという臆測はそのまま残った。

 そして、シーズンを終えてミランを退団した本田にさまざまな移籍の噂が持ち上がる中、6月1日に日本代表合宿へ合流した本田はランニング中心の初日メニューをこなした後、報道陣に現在の状況と心境を語った。

「うーん、あんまり絞ってないですね、その幅は広めに自分の頭の中では柔軟にしていて、どんな話も聞いてみようというような心構えではいます」

 そう語る本田には「移籍が決まってない時点で、いわゆる自分が納得いくクラブからのオファーが来てないということ」と語る通り、現時点でいい話は来ていないようだ。夏の移籍市場が開いたばかりでまだまだ焦る時期ではないという心境と、できるだけ可能性を広げて扉をオープンにしておきたいという両方の意味があるようだ。

「割とのんびり移籍先をしっかり全てテーブルに載せて選べればという風には思っています」という本田は、2008年にオランダのVVVフェンロで欧州のキャリアをスタートしてから、CSKAモスクワ、ミランと渡り歩く中で欧州市場の仕組みや流れを見てきた。だから「まずだいたいビッグネームが動く」という事情も認識して自分の動けるタイミングを待っている。

「僕、ちょっとニュースを追ってないですけど、今、(エデン・)アザールのことも初めて聞いたんで。ビッグネームがまず動くってところで言えば、まだ動いてないと。僕はビッグネームの次くらいだと思っているので、そのトップ選手たちが動いた後、おそらく何かしらの次の中堅どころくらいの選手たちが玉突きのように動いていく」

 ちょうど筆者が、チェルシーに所属するアザールのレアル・マドリードへの移籍が秒読みになってきているという報道を事例に出したことに対し、本田はそう状況を説明した。そうしたビッグネームの移籍が出そろってきたところで、ようやく本田のところにも具体的な動きが出てくるという認識を持っているのだ。そのため「ここ1、2週間とかでトップ選手がどう動くかは楽しみというか、大事なポイントですね」という心境なのだ。


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