また、この種目ではジャマイカの大記録にも注目。金メダルを取れば五輪3連覇となる。さらに、すでに100m、200mを制しているボルトにとっては、3大会連続3冠のかかるクライマックスだ。

 シンクロナイズドスイミングのチーム戦はメダルのかかった大一番。前日のテクニカルルーティンを3位で終えた日本がフリールーティンに臨む。テクニカルルーティンの順位は1位ロシア(97.0106)、2位中国(95.6174)、3位日本(93.7723)、4位ウクライナ(93.4413)。日本とウクライナの得点差はわずか0.3310の僅差とあって、し烈なメダル争いが予想される。

 ゴルフの女子は第3ラウンド。野村敏京は首位と6打差の17位タイから、大山志保は同9打差の32位タイから巻き返しを図る。

 なお、3位決定戦が予定されていたバドミントン女子シングルスの奥原希望は、対戦相手の李雪ゼイ(中国)が棄権したため、不戦勝で銅メダルが確定した。この種目でのメダルは日本初。バドミントンは女子ダブルスでも「タカマツ」ペアこと、高橋礼華・松友美佐紀が金メダルを獲得し快挙となった。(文・高樹ミナ)