苦しみ抜いた福原愛 石川、伊藤と掴んだ銅メダルの“意味”

 2大会連続のメダルを日本に持ち帰る。それが卓球女子団体チームに課された「ミッション」だった。

 キャプテンの福原愛、エースの石川佳純、弱冠15歳で代表入りした伊藤美誠で挑んだリオ五輪。初戦のポーランド、準々決勝のオーストリアと立て続けにストレート勝ちした3人は勢いに乗って、準決勝に駒を進めた。だが、準決勝では強豪ドイツに接戦の末、敗れた。

【福原、石川、伊藤の活躍を写真で】

 「最低でも銀メダル。それ以上の色のメダルを取りたい」。大会前、そう意気込みを語った3人の中で、人一倍、メダルへの思いが強かったのは福原だろう。

 銀メダルに輝いた、2012年ロンドン五輪では、年長の平野早矢香がキャプテンを務めたため、福原はエースの役割に徹することができた。だが、今回は違う。石川、伊藤をもり立て、チームをひとつにまとめる使命感に駆られていた。昨年9月に代表メンバーが発表されて以降、プレッシャーに押しつぶされそうになった時期もあった。リオ五輪の準決勝で敗れた直後、「すべての責任は私にある」と唇を噛んだ。

続きを読む

TwitterでAERA dot.をフォロー

@dot_asahi_pubさんをフォロー

FacebookでAERA dot.の記事をチェック