芥川賞作家・村田沙耶香のコンビニ以外の「自分の場所」

朝日新聞出版の本

2016/07/30 16:00

 この7月に『コンビニ人間』(文藝春秋)で第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香。受賞作の主人公は幼い頃から周囲と自分の価値観にズレを感じており、コンビニのバイトを始めてようやく心の安寧を得、以降18年間<コンビニ店員>というアイデンティティを拠り所にして生きてきた女性。彼女の日常が、新人バイトによって乱されていく顛末がユーモラスに描かれる。

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