東京・銀座4丁目交差点の「和光」のビル近くに現れたポケモン(本文とは関係ありません)(c)朝日新聞社
東京・銀座4丁目交差点の「和光」のビル近くに現れたポケモン(本文とは関係ありません)(c)朝日新聞社

 スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」が日本国内でも爆発的にヒットし、スマホ片手に街をうろつく人々が急増するなど社会現象となっている。一方で、当初から懸念されていたトラブルが続発している。

 プレイ中に交通違反や自動車事故を起こすケースが全国で相次ぎ、岐阜県美濃市では、「ポケモンを探していて道に迷った」というブラジル人男性が高速道路に入り込んでしまう事件も発生。プレイに夢中になっていた男子大学生が京都御所の塀に近づいて侵入防止用の警報が鳴り響く騒動が起きたり、民家の敷地内に侵入してきたプレーヤーと住民がトラブルになる事例も報告されている。

 トラブルの元凶として注意喚起されているのが「歩きスマホ」の弊害だ。通行トラブルや子供の飛び出しなどを誘発しやすいと考えられ、テレビの情報番組でも盛んに取り上げられている。だが、メディアで騒がれている以外にも恐ろしいトラブルが起こりそうだという。

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