号泣県議“欠席裁判”に翻弄された報道陣の陰で“ホクホク”だった「意外な人々」 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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号泣県議“欠席裁判”に翻弄された報道陣の陰で“ホクホク”だった「意外な人々」

dot.#野々村竜太郎
神戸地裁に集結した報道陣

神戸地裁に集結した報道陣

「幸い傍聴できました。被告人欠席ではああした法廷になるのだなと……。裁判所、検察官の被告の印象は最悪でしょうね。めったにみられないものを今日はみられました。それでよしとしましょう」

 被告人欠席による裁判中止が決まってから、被告人側弁護士が裁判所外に出た際、混乱は一層激しさを増した。コメントを求めようと報道陣が弁護士をもみくちゃにする。裁判所の職員からは「もうちょっと外でやって下さい」と制止の声が響き渡る。

 裁判所の敷地から、弁護士が一歩外に出た瞬間、報道陣が弁護士と歩調を合わせるように一斉に動きだす。同時に、十数名の警察官もこれにあわせて動く。

「歩道に上がれ! コラァ~。車道に出とるやろうがぁ! 歩道上がれ! 道空けろぉ! 人の迷惑考えろ!!」

 警察官の怒号が、地裁から神戸駅近くの交差点までずっと響き渡る。その間、弁護士の写真を撮ろうとするカメラマン、話を聞こうとマイクやボイスレコーダーを向ける記者たちに囲まれた弁護士はずっと無言を貫いている。


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