同じくNEXCO中日本の予測によると、上りの大和トンネル付近の渋滞は8月13日(木)から15日(土)にかけて大規模な渋滞が予測されています。ここですぐに気付くのは「お盆休み最終日の16日(日)の渋滞はないの?」ということでしょう。前日の天候などにもよりますが、ここ数年、年末年始やGWの連休最終日の高速道路はあまり渋滞が見られず、むしろ最終日の前日(今年の場合は15日土曜日)に渋滞が激しくなる傾向にあるようです。東名高速大和トンネル付近から海老名SAに伸びる渋滞には、早い時は14時。遅くとも15時になると巻き込まれてしまいます。東京方面に向かうなら午前中には大和トンネルを通過するのがよいでしょう。

 上りで大和トンネルの渋滞を回避するのにはもうひとつ方法があります。それは圏央道を利用する方法です。埼玉方面や都内でも練馬方面が目的地なら、圏央道を経由して関越道を利用することができます。もちろん圏央道や関越道にも渋滞は発生しますので、それぞれの混み具合次第ですが、混みはじめの時間帯(15時ごろ)であれば、海老名ジャンクションまでの数キロの渋滞をくぐり、圏央道に入れば、あとは意外と順調に走れることがあります。

 それと最後にもうひとつ東名高速を利用する上での注意を。高速道路本線上の渋滞もさることながら、東名高速の海老名SAの混雑もこの時期かなりのもの。サービスエリアへの導入路が混雑しており、車を止めるまでに数十分などということもあります。静岡方面からなら鮎沢PAが駐車場も広くておすすめです。ここで早めの昼食をとり、12時過ぎに出るくらいなら、ひどい渋滞には巻き込まれずに済むことが多いようです。

(※上記の情報は天候や事故の発生などで状況は変化します。お出かけの際には、交通情報などで最新の状況をご確認ください)