NEXCO中日本「渋滞予測・おでかけガイド 2015夏」から
NEXCO中日本「渋滞予測・おでかけガイド 2015夏」から

 休日午後の交通情報を聞いていると「東名高速上りは大和トンネルを先頭に25キロの渋滞」といった情報を聞くことがあります。この「大和トンネル」。東名高速の町田ICと厚木ICの間にある長さ280mほどのトンネルです。東京近郊の人にとって休日のレジャー,
特に静岡、伊豆箱根方面に向かう場合にはこの大和トンネル付近の渋滞をいかにクリアするかが大きなポイントとなるほどの渋滞の名所です。行きかえりとも、この渋滞に捕まるのが嫌で伊豆箱根方面のドライブを敬遠する人がいるほどの難物です。

 しかし、このお盆の連休には伊豆方面へ海水浴に向かうという方や、名古屋や関西方面に帰省するドライバーは、ここで渋滞に巻き込まれることなく、うまくクリアしなければなりません。

 それではこの「大和トンネル」をいつ通過すれば、スムーズなドライブができるのでしょうか?

 NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)が提供している渋滞予測によると、下り方面では8月12日(水)から14日(金)各日の6時から15時ごろまでは伊勢原バス停、大和トンネル付近を先頭にした渋滞が予想されています。「渋滞を避けるために早めの出発を!」というのはどうやら多くの人が考えることのようです。早朝を狙うなら自宅を朝の5時に出るようでは、遅いかもしれません。東名高速の東京料金所を5時までに通過していないと渋滞に巻き込まれる可能性は大きくなります。反対に15時を過ぎると午前中の渋滞が緩和されます。中途半端に朝の9時ごろに家を出るなら、ゆっくりと午後に出発するほうが運転者には楽なようです。

 次に、東京方面に向かう上りはどうでしょうか?

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