(2)選ぶ鍋、具材によって太るリスクが上がる

 同じ鍋料理でも選ぶものや具材によって、カロリーが高くなります。鍋の中でもすき焼き、キムチ鍋は脂ののったお肉を使うことが多いので要注意です。なかでも「すき焼き」は1人前897kcalと高カロリー。甘い割り下と脂ののった牛肉でカロリー、糖質が大幅にアップします。

 反対に寄せ鍋やかき鍋、水炊き鍋など、鶏肉や魚介類を使った野菜たっぷりの鍋は1人前300kcal以下に抑えられるので、シメまでしっかり楽しみたい方におすすめです。

(3)鍋のシメに要注意!

 鍋と言えば、おいしいのがシメ。具材のうま味がたっぷりしみ込んだご飯や麺、このシメが食べたくて鍋を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。ですが、シメは主食となるご飯や麺が主体。食べ過ぎてしまえば、せっかくヘルシーなお鍋を選んでも台無しです。

 もしシメを楽しむ場合は、ゆっくりよくかんで食べ、おかわりをしないなど食べ過ぎにならないようにしたいですね。特に21時以降に食べる場合は、食べたものが脂肪に変わりやすい時間帯になるので気をつけましょう。自宅であればシメは翌朝の楽しみに取っておくのもよい方法です。

 最近ではお店のシメのバリエーションもパンやパスタなど多様化しています。どんなシメがあるのかもチェックしてから鍋の種類を選ぶのもおすすめです。

次のページ
鍋をカロリーダウンする3つの方法