いま転職市場で本当に欲しがられる「3つの職種」とは (1/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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いま転職市場で本当に欲しがられる「3つの職種」とは

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現在はある職業が将来もあるとは限らない (※写真はイメージ)

現在はある職業が将来もあるとは限らない (※写真はイメージ)

 最近、人手不足が世の中の大きな問題になるのと並行して、「10年後になくなる仕事」といった職業の淘汰に関するテーマがよく議論されています。目の前のビジネスの現場では人手不足が深刻になっている一方で、AIやIOTといった技術革新が引き起こす変化によって、現在はある職業が将来もあるとは限らない状況になっている、というわけです。

 今は人手不足の世の中でありながら、多くの人が自らのキャリアの将来に不安を持っている。そんな複雑な状況下で、どんな方向にキャリアを発展させていけばよいのでしょうか。現状はあらゆる職種で求人が多い状態ですが、そのなかでもとくに引き合いの強い人たちがいます。ここから、将来もなくならない職業のヒントを探ってみましょう。

●ネット系の企業以外からも引く手あまた!「ウェブマーケティング経験者」の需要が拡大中

 最近、企業から強いニーズがある職業としてまず思い浮かぶのは、「ウェブマーケティングの経験者(ウェブマーケッター)」です。これはネット系企業に留まらず、自社サイトを持ち、武器にしている企業から多くの引き合いがあります。

 先日、ある外食チェーンの人事責任者と話をしたところ、現在は売り上げの約20%がウェブ通販によるものだそうです。「どんな人が購入するのですか?」と尋ねると、贈答用やプレゼント用が主体とのこと。自分で消費するのとは異なる動機のお客様に対し、ウェブで適切に商品をマーケティングしていく能力が求められているのです。

 さらに、ウェブをビジネスに活用していれば、さまざまなデータが集まります。それらを分析し、有効活用していく「データサイエンティスト」の引き合いも高まっています。

 こちらを求めているのもネット系企業に留まりません。当社のような一見、データサイエンティストを必要としないように見える人材紹介会社でも、よい人材がいればぜひ欲しいと考えます。

 過去の候補者や企業の採用決定者、面談記録等のデータを分析していけば、どういう人がどんなプロセスを経て、最終的にどんな企業とマッチングされる可能性が高いかがわかり、打つべき手が見えてきます。こうした取り組みはすでに業界大手では実施していると思います。

 データサイエンティストはまだ人数が少ないので、自社のエンジニアで大学時代に統計学をやっていたような経歴の人を自社のデータ分析部門に入れて、育成するような動きもあります。こうした様子はインターネットの黎明期とよく似ています。ネット系の人材が欲しくても市場にいませんから、近い世界から可能性のある人たちを連れてきて仕事を任せていたのです。



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