ソフトバンク孫社長「10年続投」のリスクは? (2/2) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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ソフトバンク孫社長「10年続投」のリスクは?

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週刊ダイヤモンド編集部ダイヤモンド・オンライン#企業
グーグルから165億円の巨額報酬で引き抜かれ、昨年度も80億円を手にしていたアローラ氏。今後は「ノープラン」という(※イメージ)

グーグルから165億円の巨額報酬で引き抜かれ、昨年度も80億円を手にしていたアローラ氏。今後は「ノープラン」という(※イメージ)

 またソフトバンク内部でもアローラ氏に対する不満はくすぶっていた。中でも同社の中核事業であり、アローラ氏が取締役会長を務めていたヤフーでは、経営の方針をめぐって同氏と他の経営陣が対立。一時はアローラ氏が同社の経営陣を刷新するといううわさまで飛び交っていた。

 そして決定的だったのがソフトバンクの社外取締役を務める柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長と永守重信・日本電産会長兼社長による助言。「孫さんに代わるような人はいない。60歳にもなっていないのに引退なんて考えられない」(柳井会長兼社長)。永守会長兼社長も「60歳で辞めると聞いて血迷っているんじゃないかと思った。69歳になってもまた10年は続ける。孫さんはそういう人」とエールを送る。こうした先輩経営者の助言が孫社長の背中を押したことは想像に難くない。

 マーケットは続投を評価したのか、株主総会当日は前日比152円高で引けたがリスクはある。「投資は好きだけど売却は苦手」と自ら認めるようにアローラ氏の抜けた穴は大きい。続投して正解だったということを孫社長は今後10年で証明してみせなければならない。

(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 北濱信哉)


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