突然、部長からサシでランチに誘われた――上司と二人だけの場面での『成功法則』とは? (1/2) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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突然、部長からサシでランチに誘われた――上司と二人だけの場面での『成功法則』とは?

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谷本有香:経済キャスター・ジャーナリスト・コメンテーターダイヤモンド・オンライン#仕事
谷本有香(たにもと・ゆか)経済キャスター/ジャーナリスト/コメンテーター大学卒業後、山一證券に入社、社内の経済キャスターに抜擢されるが、会社が自主廃業となり、フリーランスキャスターの道に。フリーの世界で仕事をさせて頂 くために、試行錯誤しながら見出したのがこの「アクティブ リスニング」。この技術に出合ってからは、十数年にわたって経済キャスターの第一線で活動し、日経CNBCでは初めての女性コメンテーターに抜擢される。 トニー・ブレア元英首相、マイケル・サンデル ハーバード大教授、著名投資家のジム・ロジャーズ氏などの独占インタビューをはじめ、世界のVIPへのインタビューは1000名を超える。 BloombergTV、日経CNBCなどを経て、現在はフリーで国内外の著名人インタビューや、金融・経済セミナーのモデレーター、 Huffington Post、TABI LABO等でコラムなどを手掛ける。また、テレビ朝日『サンデースクランブル』ゲストコメンテーターとして不定期出演中。2015年4月から、日経 CNBC『夜エクスプレス』アンカー

谷本有香(たにもと・ゆか)
経済キャスター/ジャーナリスト/コメンテーター
大学卒業後、山一證券に入社、社内の経済キャスターに抜擢されるが、会社が自主廃業となり、フリーランスキャスターの道に。フリーの世界で仕事をさせて頂 くために、試行錯誤しながら見出したのがこの「アクティブ リスニング」。この技術に出合ってからは、十数年にわたって経済キャスターの第一線で活動し、日経CNBCでは初めての女性コメンテーターに抜擢される。 トニー・ブレア元英首相、マイケル・サンデル ハーバード大教授、著名投資家のジム・ロジャーズ氏などの独占インタビューをはじめ、世界のVIPへのインタビューは1000名を超える。 BloombergTV、日経CNBCなどを経て、現在はフリーで国内外の著名人インタビューや、金融・経済セミナーのモデレーター、 Huffington Post、TABI LABO等でコラムなどを手掛ける。また、テレビ朝日『サンデースクランブル』ゲストコメンテーターとして不定期出演中。2015年4月から、日経 CNBC『夜エクスプレス』アンカー

 突然、上司からランチや飲みに誘われる。心の準備もできていないし、何を話したらいいかわからず緊張する――。ビジネスパーソンならば、一度は経験する場面ではないでしょうか。キーパーソンである上司からの急な誘い。「アクティブ リスニング」の視点から、二人だけの場面での「成功法則」について考えてみます。

●突然の上司からの誘い

 心の準備もなく、突然上司からランチや飲みに誘われる。

 職場以外の場所で話すことが初めてだったり、長時間話したことがない上司の誘いは、誰でも緊張するものです。

 相手が普段はあまり話す機会のない上司や、職位の高い人であれば尚更です。

 ただ、こういう機会は、少なくとも1時間以上、時間を共にしますので、日頃できない相談をしたり、聞きたいことを聞いたり、自分自身をアピールする絶好のチャンスでもあります。

 しかし、実際は緊張するし、何を話せばいいのかわからない、こんな人も多いのではないでしょうか。仕事場では、ビジネスをする上での必要最小限のことだけを話していればよいのですが、ランチや飲みといった場所ではそういうわけにはいきません。こんな場面で、いかにその場を有意義なものにし、上司との関係をさらに円滑にするにはどうしたらいいのでしょうか。

 私が10年以上にわたるTVキャスター人生の中で作り上げたコミュニケーション・メソッド「アクティブ リスニング」の観点からみてみましょう。

●上司の「目的」を考える

 まず、二人で腰を据えて話す場所に行く前に、最初にしておきたいのは、今回上司が自分を誘ってきた「意味」を考えるということです。

 ただ、親睦を深めたいと思っているのか、何か頼みごとがあるのか、上司の意向や会社の方針を伝えたいと思っているのか、はたまた、自分から何かを引き出したいと思っているのか。

 声をかけてきた時のタイミングや、会社の環境などを鑑みて、一番の「目的」を自分なりに探ってみます。その「目的」にあった回答や振る舞いをするよう心がけることによって、この後の二人だけの時間を効率的に、効果的に使うことができます。

●自分の「目的」をつくる

 上司の「目的」がわかったら、今度はあえて自分自身の「目的」を考えてみましょう。それは、上司の「目的」に沿うものでなくても構いません。たとえば、上司にもっと自分のやる気を伝えてみたい、普段から抱えている仕事の悩みを聞いてもらいたい、今後も目をかけてもらえるよう好感を持ってもらいたい、なんでもよいのです。

 この自分の「目的」をつくることで、受動的なコミュニケーションから、より主体的、能動的なコミュニケーションになるはずです。

●聞き役に徹する

 自身の「目的」を明らかにしたからといって、それを果たすために自身をアピールしすぎたり、自分のことだけを話すというのは大変勿体ない行為です。なぜなら、確かにあなた自身のことは相手に知ってもらえるかもしれませんが、あなたよりもビジネス経験も仕事上の知識も高い人にとって、一聞には値するかもしれない内容であっても、長い時間を割いて聞き入ってもらうというのは難しいし、相手も苦痛でしょう。

 また、人は基本的に「自分の意見を聞いてもらいたい」と思うようです。

 ですから、まずは聞き役になって、相手に気持ち良く話してもらう。それによって、相手の満足度を高めてもらうのです。結果、あなたに対する印象もよいものに変わるはずです。


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