第1293回 家族が病気になると枕元にチャコ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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第1293回 家族が病気になると枕元にチャコ

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 わが家では、3匹の猫と暮らしています。

 一番の長老は、白茶の雑種猫のチャコ(写真、雌)で今年12歳。ほかの2匹も同じく雑種で、5歳と4歳とまだ若い猫です。

 若い2匹は家と外の出入りを自由にさせていますが、チャコは昨年末に口内炎を発症して以来、外には出さずにいます。

 私が仕事から自転車で帰ると、チャコは2階のベランダから見下ろして、毎日お出迎えしてくれます。

 ニャ、ニャと短く鳴きながら、まるで「早く2階に上がってきてよ」と言わんばかりに、ベランダを右往左往して落ち着かない様子。

 うっかり2階に上がらずに、そのままコンビニなどへ行こうとすると、後追いをするようにギャァオ~、ギャァオ~と大声を出すので、いったん2階へ上がって挨拶をしてからでないと出かけられません。

 実はそのチャコが不思議な能力を持っています。いつごろからか、はっきりしませんが、チャコは家族が風邪などで熱を出すと、枕元に丸くなって寄り添い、寝る習性があります。

 チャコが普段寝る場所は決まっていて、ほぼそこで寝るのですが、なぜか家族が病気になると、その家族の枕元に来てくれるのです。

 なんとなく、「チャコが来てくれたから大丈夫、明日になれば熱は下がる」ということになり、それが家族の合言葉になっています。

 単なる偶然という見方もできますが、家族の具合が悪くなると、その枕元にチャコが向かう確率はかなり高いと感じています。

 そして、家族の熱が下がって元気になった様子を確かめると、いつもの寝床で丸くなって眠ります。

 12歳となった今でも、チャコのその不思議な行動は続いています。家族の守り神として、立派に務めを果たしているチャコです。

(松山文彦さん 埼玉県/60歳/アルバイト)

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(更新 2018/9/27 )


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