クリスティーナ・アギレラ、Ting Poo監督の長編ドキュメンタリー製作決定
クリスティーナ・アギレラ、Ting Poo監督の長編ドキュメンタリー製作決定

 クリスティーナ・アギレラの長編ドキュメンタリーが、TIMEスタジオとジェイ・Zのロック・ネイションによって製作されることがわかった。俳優ヴァル・キルマーの人生を追ったドキュメンタリー『Val』を手がけたTing Pooが監督を務める。

 Pooは声明で、「クリスティーナ・アギレラは、現代における最もアイコニックなアーティストの一人で、彼女の音楽は世界中の何百万人もの人々にインスピレーションを与えてきました」と述べ、「音楽の裏にある人物のストーリーを語れることを心から光栄に思っています。音楽同様にインスピレーションを与えてくれるものだと確信しているからです」と続けた。

 ドキュメンタリーは、5度の【グラミー賞】受賞経験を持ち、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で5曲が1位に輝いているアギレラが、10代の頃にディズニー・スターとしてキャリアを初めてから音楽アイコンとして地位を確立するまでの軌跡を追った作品となる。現在41歳の彼女が、音楽業界における男女平等と芸術性のために戦ってきたキャリアを振り返る中、母親としての姿を捉えた独占映像も含まれる予定だ。本作のプレス・リリースによると、撮影クルーは、過去18か月間にわたり彼女に同行していたそうだ。

 TIMEスタジオのドキュメンタリー部門共同代表のLoren Hammondsは、「この映画を通じてロック・ネイションとのクリエイティブ・パートナーシップを拡大できることを大変嬉しく思います」と述べ、「長いキャリアを誇るクリスティーナは、比類なきエンターテイナーであり続けています。彼女は、文字どおり現代における偉大な声の一つであり、これは彼女の物語を語る絶好の機会です。私たちは、彼女が今回自分の真実を世界に伝えるために、TIMEスタジオとロック・ネイションをパートナーに選んでくれたことをとても光栄に思います」と説明した。

 ロック・ネイションのTV&映画部門のエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントであるLori Yorkは、「クリスティーナは真のアイコンであり、尽きることのないオーセンティックさの道しるべです」と話し、「彼女は若かりしきアーティストとして、ルールを破り、未来の声のために道を切り開きました。我々は、クリスティーナとTIMEスタジオと協力して、このような親密なプロジェクトに息を吹き込むことを誇らしく思います」と述べた。

 TIMEスタジオとロック・ネイションがパトーナーシップを結ぶのは、今回が初めてではない。両社は、これまでに【グラミー賞】受賞アーティストであるミーガン・ザ・スタリオンのドキュメンタリー・シリーズの製作を発表している。