【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算4週目の首位、シャインダウンTOP5デビュー

2022/07/11 13:14

【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算4週目の首位、シャインダウンTOP5デビュー
【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算4週目の首位、シャインダウンTOP5デビュー


 バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』が通算4週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
 先週から4%減少したが、今週も111,000ユニットを獲得して初登場から9週連続で10万ユニットを突破した『Un Verano Sin Ti』。初登場からの連続記録としては、2016年5月21日付から7月23日付まで10週連続で10万ユニットを突破したドレイクの『ヴューズ』以来、約6年ぶりの記録更新で、次週10万ユニットをキープできればその記録に並ぶ。
 1位に初登場した5月21日付から今週(7月19日付)までの順位の変動、ユニット数は以下のとおりで、初登場から9週連続でTOP2をキープした。
5月21日 1位(274,000ユニット)
5月28日 2位(182,000ユニット)
6月4日 2位(155,000ユニット)
6月11日 2位(141,500ユニット)
6月18日 1位(137,000ユニット)
6月25日 2位(129,000ユニット)
7月2日 2位(121,000ユニット)
7月9日 1位(115,000ユニット)
7月19日 1位(110,000ユニット)
 デビュー週から9週以上TOP2をキープしたのは、2021年9月18日付から11月13日付までの同9週を記録したドレイクの『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』以来の快挙で、次週TOP2にランクインすればその記録を上回ることになる。
 今週獲得した111,000ユニットの内訳、アルバム・ストリーミングが109,000(4%減少)で、セールスとトラックによるユニットは残りのわずかだった。全体の9割以上を占めたアルバムの週間ストリーミング数は、1億5,421万回を記録している。
 続いて2位は、ハリー・スタイルズの『ハリーズ・ハウス』が先週の6位から再浮上したが、ユニット数は前週から14%減少の54,000に落ちている。3位をキープしたドレイクの新作『オネストリー、ネヴァーマインド』も、順位の変動はないがユニット数は29%減少の52,000に急落した。一方、先週8位にダウンしたモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は、ほぼ同率の50,000ユニットを維持して今週4位に復帰している。
 続いて5位には、米フロリダ州のハード・ロック・バンド=シャインダウンの新作『プラネット・ゼロ』が初登場。初動ユニットは49,000で、その内訳セールスが43,000、ストリーミングが6,000(767万回)、トラックによるユニットは1,000弱だった。本作は、2018年5月にリリースした前作『アテンション・アテンション』から約4年ぶり、7作目のスタジオ・アルバムで、以下に続く5作目のTOP10入りを果たしている。
8位『ザ・サウンド・オブ・マッドネス』(2008年)
4位『アマリリス』(2012年)
6位『スレット・トゥ・サヴァイヴァル』(2015年)
5位『アテンション・アテンション』(2018年)
5位『プラネット・ゼロ』(2022年)
 『プラネット・ゼロ』からは、タイトル曲「プラネット・ゼロ」と「デイライト」の2曲がメインストリーム・ロック・エアプレイ・チャートでTOP10入りし、アルバムのヒットに繋げた。同チャートでは、2003年に最高5位を記録した「フライ・フロム・ザ・インサイド」から29曲連続でTOP10入りしていて、フー・ファイターズと並ぶ最高記録を樹立している。
 デラックス盤のリリース効果で先週5位に再ランクインしたリル・ダークの『7220』は、今週6位にダウン。週間ユニットも先週の68,000から38%減少の42,000に大きく数字を落とした。7位は、フューチャーの『アイ・ネヴァー・ライクド・ユー』 (40,000ユニット / 7%減少)が先週の10位から浮上。先週4位に初登場したクリス・ブラウンの新作『ブリージー』は、初週から52%減少の35,000にユニット数を落とし、今週8位にランクダウンしている。
 今週9位には、ザ・ウィークエンドの『ザ・ハイライツ』が先週の52位からジャンプアップして、再TOP10入りを果たした。本作は、過去のヒット曲を中心に構成されたベスト・アルバムで、オリジナル・アルバムと本作のどちらにも収録された曲のポイントはその週アクティビティが多い方に割り当てられるため、4thアルバム『アフター・アワーズ』(2020年)に収録された「ブラインディング・ライツ」と「セイヴ・ユア・ティアーズ」のポイントと、3rdアルバム『スターボーイ』(2016年)に収録された「スターボーイ feat. ダフト・パンク」と「アイ・フィール・イット・カミング feat. ダフト・パンク」のポイントが本作に加算されたことで、今週急上昇した。週間ユニットも、前週から144%増加の34,000に上昇している。
 10位は、ポスト・マローンの『トゥエルヴ・カラット・トゥースエイク』が先週の12位から上昇し再びTOP10入りを果たしたが、週間ユニットは13%減少の31,000に落ちている。上記のとおり、今週は順位は上がったがユニット数は下がっている作品がほとんどで、全体数が落ちていることがわかる。

Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは7月15日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『Un Verano Sin Ti』バッド・バニー
2位『ハリーズ・ハウス』ハリー・スタイルズ
3位『オネストリー、ネヴァーマインド』ドレイク
4位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
5位『プラネット・ゼロ』シャインダウン
6位『7220』リル・ダーク
7位『アイ・ネヴァー・ライクド・ユー』フューチャー
8位『ブリージー』クリス・ブラウン
9位『ザ・ハイライツ』ザ・ウィークエンド
10位『トゥエルヴ・カラット・トゥースエイク』ポスト・マローン

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