小林歌穂(エビ中)、7回目の生誕ソロライブでウクレレ弾き語り初披露「22歳は花瓶の花になりたい。」
小林歌穂(エビ中)、7回目の生誕ソロライブでウクレレ弾き語り初披露「22歳は花瓶の花になりたい。」

 私立恵比寿中学の小林歌穂が2022年6月13日にKT Zepp Yokohamaにて生誕ソロライブ【ぽーランド!7!!!!!!!】を開催した。

 自身のニックネーム「ぽーちゃん」にちなんだ夢の国「ぽーランド」をテーマにした小林のソロライブも今年で7回目となる。6月12日に22歳のバースデーを迎えた小林歌穂による、“ぽーちゃんワールド”あふれる世界を展開した当日夜公演の模様をリポートする。

 オープニングでは、交響曲のようなポップでワクワクする音楽とともに、イラストメッセージがスクリーンに映し出され、訪れたファミリーへの感謝を伝えるとともに、ファミリーを一瞬にして【ぽーランド!】の世界へ導いた。

 自身のメンバーカラーでもある黄色のワンピースで登場した小林は、2017年リリースのアルバム『エビクラシー』に収録されたエビ中の名曲「感情電車」でライブをスタートさせた。

 続いて、母親の十八番でもあるという松任谷由実の「中央フリーウェイ」を優しく歌い上げ、会場を和ませた。

 その後、自己紹介でトークが始まり、「小林歌穂!22歳でーす!」と元気よく小林らしいあいさつの後には、【ぽーランド!】おきまりの国歌斉唱のコーナーへ。初挑戦したというパラパラ漫画風のイラストを繋ぎ合わせたオリジナル映像とともに披露され、【ぽーランド!】ならではの世界観に会場は楽しい時間となった。

 「今日はみんなゆっくり過ごしていってね」という優しいメッセージのあとに、ポルノグラフィティの「ジョバイロ」をカッコよくきめ、続いて2015年リリースの『エビ中のユニットアルバム さいたまスーパーアリーナ2015盤』に収録されているソロ曲「ぐらりぐら想い」を披露。

 そして兼ねてから趣味と公言しているウクレレの弾き語り初披露へと入る。

 ウクレレを始めてちょうど1年が経つという小林。「とっても緊張していますが、ポッとあったかい気持ちになってもらえたら嬉しいです」と緊張混じりに話し、Vaundyの「踊り子」が始まると小林歌穂からのメッセージがスクリーンに映し出された。

 「大人になるってむずかしい。大人1年生でした。笑」と21歳の自分の振り返りのような直筆メッセージが映し出され、小林らしいファミリーへのメッセージは会場を和ませた。踊り子を甘く歌い上げると、続く「君をのせて」、「龍」、「日記」を歌い上げ、和やかなムードをつくりながらも、洗練された弾き語りはファミリーを釘付けにしたようだ。

 弾き語りを終えると、尊敬する吉澤嘉代子の「ゆりかご」、エビ中7枚目のアルバム収録曲「宇宙は砂時計」を披露。

 歌い始めると同時に会場は暗くなり、サビになるとミラーボールが登場した。ファミリーがもつペンライトの光とミラーボールが放つ光は、まるでたくさんの星が瞬いてる宇宙のような空間を演出させた。小林歌穂はその宇宙空間で、柔らかな声で力強く歌いあげた。

 多彩な演出はまだ続き、ステージを覆いつくさんばかりのシャボン玉とともにMrs. GREEN APPLEの「Hug」を披露すると、いよいよ最後に私立恵比寿中学7枚目のアルバム収録曲『ハッピーエンドとそれから』を披露し、7回目のソロライブを締めくくった。

 私立恵比寿中学は現在メジャーデビュー10周年を祝し、10大リリースと全国ツアーを敢行中。さらに、対バンツアー【私立恵比寿中学Major Debut 10th Anniversary 2MAN Zepp TOUR「放課後ロッケンロール」】の開催と、豪華対バンアーティストも随時発表しているほか、夏には恒例の野外ライブ【ファミえん】の開催も決定している。

◎公演情報
【ぽーランド! 7!!!!!!!】
2022年6月13日(月)神奈川・KT Zepp Yokohama

<セットリスト>
M01. 感情電車 / 私立恵比寿中学
M02. 中央フリーウェイ / 松任谷由実
-MC1- 
-自己紹介 / 国歌斉唱-
M03. ジョバイロ / ポルノグラフィティ
M04. ぐらりぐら想い / 小林歌穂
-箸休めVTR-
M05. 踊り子 / Vaundy <ウクレレ弾き語り>
M06. 君をのせて / 井上あずみ <ウクレレ弾き語り>
M07. 龍 / 岡崎体育 <ウクレレ弾き語り>
M08. 日記 / 私立恵比寿中学 <ウクレレ弾き語り>
-MC2-
M09. ゆりかご / 吉澤嘉代子
M10. 宇宙は砂時計 / 私立恵比寿中学
M11. Hug / Mrs. GREEN APPLE
M12. ハッピーエンドとそれから / 私立恵比寿中学
-MC3-