トラヴィス・スコット、【プリマヴェーラ・サウンド】南米版のヘッドライナーに決定 【アストロワールド】以来初のライブ
トラヴィス・スコット、【プリマヴェーラ・サウンド】南米版のヘッドライナーに決定 【アストロワールド】以来初のライブ

 トラヴィス・スコットが、2021年に米ヒューストンで開催した【アストロワールド・フェスティバル】からちょうど1年と1日後に、再びステージに戻ることが決定した。10名の死者を出したフェスは、その後数百件の訴訟を起こされることとなった。

 現地時間2022年4月27日、スペインのコンサート・プロモーターであるプリマヴェーラ・サウンドが南米で初めて開催する3つのフェスティバルのラインナップを発表し、そのすべてでスコットがヘッドライナーを務めることが明かされた。彼は、2022年11月6日に【プリマヴェーラ・サウンド・サンパウロ】、11月12日に【プリマヴェーラ・サウンド・ブエノスアイレス】、11月13日に【プリマヴェーラ・サウンド・サンティアゴ】に出演する。

 米ヒューストン警察とFBIが現在も捜査中の【アストロワールド・フェスティバル】での悲劇を受けて、【Day N Vegas】と【コーチェラ】への出演をキャンセルしたスコットは、今回発表された南米で開催される【プリマヴェーラ・サウンド】でステージに復帰することになる。

 米下院監視改革委員会は、昨年11月5日に米ヒューストンのNRGパークで開催され、地元出身のスコットや他のアーティストのパフォーマンスを見るために5万人が集まったライブ・ネーションによるフェスティバルについて、独自の調査を行っている。この日に行われたコンサートでは、押し寄せる群衆に巻き込まれ、9歳の子供を含むファン10人が死亡し、多くの負傷者が出た。