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現地時間2022年4月13日、バリー・マニロウが新型コロナウイルス陽性になったことが明らかになった。米NYのユダヤ人遺産博物館のNational Yiddish Theatre Folksbieneにて、彼が手がけたミュージカル『ハーモニー』の初日公演が行われる数時間前に発表された。
米ビルボードへの声明で、マニロウは「たった今、新型コロナウイルス陽性となり、今夜上演される私の最新ミュージカル“ハーモニー”のオープニング公演に出席できないことを伝えなければならず、大変心苦しいです」と述べ、「これは私に起こった最も残酷な出来事かもしれません。このショーがNYでプレミア上演されるのを25年間待ちわびていましたが、出席できないなんて。このパンデミックに直面しても、私たちニューヨーカーは地球上で最もタフで頑固な人々であり続けています。ですので、マスクをして、ぜひショーに足を運んでください!」と続けた。
ミュージカル『ハーモニー』は、1928年から1934年にヨーロッパを中心に活動した実在のドイツ人男性ハーモニー・グループ、コメディアン・ハーモニストの実話を語る作品だ。数百万枚のレコードを売り上げ、複数の映画にも出演したグループだが、メンバー6名のうち3名がユダヤ系だったため、1933年1月に当時ドイツの大統領だったパウル・フォン・ヒンデンブルクがアドルフ・ヒトラーを首相に任命したことを受けて、ナチスの標的となった。本作は、マニロウと彼の長年の音楽コラボレーターであるブルース・サスマンが製作とスコアを手がけた。マニロウはミュージカルの出演者ではないため、公演は予定通り行われる。
バリー・マニロウは、1970年代に「哀しみのマンディ」、「歌の贈り物」、「想い出の中に」の3曲で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”1位を獲得している。先週、彼は米マンハッタンのCipriani South Streetにて行われた、クライヴ・デイヴィスの90歳の誕生日を祝うパーティーに出席していた。
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