シーアが涙で語る「今までで最もハードで意義のある仕事だった」 初監督映画インタビュー映像公開
シーアが涙で語る「今までで最もハードで意義のある仕事だった」 初監督映画インタビュー映像公開

 映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』で初監督を務めたシーアが、キャストやスタッフへの想いを素顔で語るインタビュー映像が公開された。

 解禁されたインタビューでは、キャスティング時の話やミュージックというキャラクターの源となった少年との出会いにも触れているシーアだが、映画を作ろうと思い立つまでに15年も掛かったといい、様々な問題を抱えて生きる人々を陰日向になって助けたい、希望を与えたいという強い想いから、本作の製作をスタートさせた。

 「私にわかっていたのは、このまま映画にしないでいたら煮え切らないまま死んじゃうぞってこと。映画監督になりたいわけじゃないし、もう映画を作る予定もない。私はこの映画が作りたかったの」

 本作で一番初めに出演オファーをしたのは、「シャンデリア」等のミュージックビデオでもお馴染みのマディ・ジーグラーだった。そして主人公ズー役のケイト・ハドソンと隣人・エボ役のレスリー・オドム・Jr.は、SNSを駆使し独自の方法でキャスティングしたとのこと。マディが演じたイマジネーション豊かな自閉症の妹・ミュージックの元となった自閉症の少年とのエピソードも語っている。

 音楽業界ではヒットメーカーでありながら、映画は一筋縄ではいかなかったようで「すごく怖かった。初めての試練のようなものだった」と吐露するシーア。「私が今までやってきた中で最高の仕事だった。一番大変だったし、一番有意義で、一番難しかった」と語り、支えてくれたキャストやスタッフに対しては声を震わせ「この夢を実現するのを手伝ってくれて本当に感謝している」と、涙ながらに話すシーンも見られる。

 そんなシーアが本人役としてカメオ出演していることも明らかになっており、劇中でズーのお客さんとしてケイト・ハドソンと堂々共演を果たしている。

 愛と希望と驚きに満ちた新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』は、2月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

https://youtu.be/WbWolwPfQK8

◎映画情報
『ライフ・ウィズ・ミュージック』
2022年2月25日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督・製作・原案・脚本:シーア
出演:
ケイト・ハドソン
マディ・ジーグラー
レスリー・オドム・Jr.

<STORY>
孤独に生きるズーを救ったのは、ミュージックと居場所だった―
アルコール依存症のリハビリテーションプログラムを受け、孤独に生きるズー(ケイト・ハドソン)は、祖母の急死により長らく会っていなかった自閉症の妹・ミュージック(マディ・ジーグラー)と暮らすことに。頭の中ではいつも音楽が鳴り響く色とりどりの世界が広がっているが、周囲の変化に敏感なミュージックとの生活に戸惑い、途方に暮れるズー。そこへアパートの隣人・エボ(レスリー・オドム・Jr.)が現れ、優しく手を差し伸べる。次第に3人での穏やかな日々に居心地の良さを覚え始めたズーは、孤独や弱さと向き合い、自身も少しずつ変わろうとしていくが……。

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