【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ4週目のNo.1、ザ・ウィークエンド最新作2位へ再浮上

2022/02/07 14:22

【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ4週目のNo.1、ザ・ウィークエンド最新作2位へ再浮上
【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ4週目のNo.1、ザ・ウィークエンド最新作2位へ再浮上


 『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラックが通算4週目の首位をキープした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
 昨年末にディズニープラスで配信が始まった反響を受け、発売から2か月後の2022年1月15日付チャートで1位を獲得した『ミラベルと魔法だらけの家』は、翌22日付を逃がして29日付、2月5日付、そして今週12日付の計4週の首位を記録。前週から2%ほど減少したものの、週間ユニットも横ばいの113,000で安定している。
 1位を獲得してからの各週間ユニットは以下のとおり。
1月15日 72,000
1月22日 95,700
1月29日 104,000
2月5日 115,000
2月12日 113,000
 今週獲得した113,000ユニットのうち、アルバム・ストリーミング(SEA)が93,000、トラックによるユニット(TEA)が3,000、アルバム・セールスは16,000で、全体の9割近くをストリーミングが占めた。セールスは16%減少したが、ストリーミングは先週の1億3,851万回から1億3,952万回に若干数増加している。
 映画のサウンドトラックが4週以上首位を獲得するのは、2018年から19年に同4週を記録したレディー・ガガ&ブラッドリー・クーパーの映画『アリー/スター誕生』のサウンドトラック以来約3年ぶりで、アニメーションとしては同ディズニーの『アナと雪の女王』が2014年に13週を記録してから初の作品となる。
 先週のソング・チャート“Hot 100”では、本作から「秘密のブルーノ」が1位に輝き、さらに注目度を高めた。意外だが、ディズニー・アニメーションのサウンドトラックからソング・チャートで1位を獲得したのは、映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」(1993年)以来約29年ぶりで、数ある名作の中でもこの2曲しか達成していない。
 続いて2位には、ザ・ウィークエンドの『ドーンFM』が先週の4位から上昇し、初登場週(1月22日付チャート)の最高位に復帰した。今週は集計期間の1月28日にCDがリリースされたため、セールスが前週から2,547%増加の37,000に跳ね上がり、週間ユニットも63%増加の70,000に急増した。総合(Billboard 200)では『ミラベルと魔法だらけの家』に及ばなかったが、セールス・チャートではNo.1を獲得している。
 『ドーンFM』は、1月7日のリリース当初ストリーミング/ダウンロードのみ可能で、フィジカルの一般販売はされていなかった。少し先だが4月29日にはアナログ盤(LP)とカセットテープも発売する予定で、その翌週はセールスの上昇によりまた上位復帰が見込める。本作のヒットもあり、ロングランしているベスト盤『ザ・ハイライツ』(33,000ユニット / 2%減少)も先週に続き8位をキープした。
 1月22日付チャートでNo.1デビューを果たしたガンナの『DS4Ever』は先週に続き3位をキープしたが、週間ユニットは22%減少の54,000まで落ちている。一方、5位から4位に浮上したモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は、リリースから1年以上経過したにもかかわらず、ユニット数は先週と同率の41,000で安定している。『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は、今週でTOP10にランクインした総週を55週に更新していて、あと3週でカントリー・アルバムの歴代最長を記録したテイラー・スウィフトの『フィアレス』(58週)に並ぶ。
 先週2位に初登場したヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインの新作『カラーズ』は、初週から50%減少の39,000ユニットに急落し、5位にダウンした。以下、アデルの『30』(34,000ユニット / 12%減少)が6位、ドレイクの 『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(34,000ユニット / 1%減少)が7位をそれぞれキープ。前述の『ザ・ハイライツ』を挟み、ドージャ・キャットの『プラネット・ハー』(32,000ユニット / 2%増加)が10位から9位に、オリヴィア・ロドリゴの『サワー』(29,000ユニット / 2%減少)が12位から10位にTOP10復帰した。
 今週は新作のランクインがなく、順位も大幅な変動はなかった。ユニット数が20%以上減少した『DS4Ever』や『カラーズ』がTOP5をキープできたのは、強豪が不在だったことも要因にある。

Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは2月11日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『ミラベルと魔法だらけの家』サウンドトラック
2位『ドーンFM』ザ・ウィークエンド
3位『DS4Ever』ガンナ
4位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
5位『カラーズ』ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン
6位『30』アデル
7位『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』ドレイク
8位『ザ・ハイライツ』ザ・ウィークエンド
9位『プラネット・ハー』ドージャ・キャット
10位『サワー』オリヴィア・ロドリゴ

あわせて読みたい

  • 【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ7週目の1位、Yeatが自身初のTOP10入り

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ7週目の1位、Yeatが自身初のTOP10入り

    Billboard JAPAN

    3/1

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ9週目のNo.1、故キング・ヴォン初登場2位

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ9週目のNo.1、故キング・ヴォン初登場2位

    Billboard JAPAN

    3/14

  • 【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ6週目の首位、ハーフタイム・ショー効果でエミネム/ドクター・ドレー再びTOP10入り

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ6週目の首位、ハーフタイム・ショー効果でエミネム/ドクター・ドレー再びTOP10入り

    Billboard JAPAN

    2/21

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ首位返り咲き、ザ・ルミニアーズ4作連続のTOP10入り

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ首位返り咲き、ザ・ルミニアーズ4作連続のTOP10入り

    Billboard JAPAN

    1/24

  • 【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ3週目の首位、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインが2位に続く

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ3週目の首位、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインが2位に続く

    Billboard JAPAN

    1/31

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す