ジェイ・Z、公式インスタ開設もすぐに削除 ビヨンセがフォローしたことも話題に
ジェイ・Z、公式インスタ開設もすぐに削除 ビヨンセがフォローしたことも話題に

 億万長者のヒップホップ・スーパースター、【ロックの殿堂】入りしたラッパー、起業家、父親など、あらゆる肩書きを手にしてきたジェイ・Zが、とうとうインスタグラマーの仲間入りを果たした。

 ひっそりと開設されたジェイ・Zの記念すべきインスタ初投稿は、ジェイムズ・サミュエル(Jeymes Samuel)監督による2021年のNetflix映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野』のポスター・アートと、公開日へのカウントダウンが掲載されたインスタグラム・ストーリーだった。

 ジェイ・Zはこの西部劇を共同製作しており、オフィシャル・サウンドトラックも担当している。彼の公式アカウントは、米ビルボードが記事を出した時点で既に821,000人のフォロワーがいた。また、妻のビヨンセが唯一フォローしたアカウントとなり話題を呼んでいたが、その後ページは削除されてしまったようだ。

 経済誌フォーブスによると、ジェイ・Zことショーン・カーターの純資産は、“控えめに見積もっても10億ドル(約1,142億円)に達し、彼は億万長者になった数少ないエンターテイナーの一人であり、ヒップホップ・アーティストとしては初”とあるが、同誌がこの数字を調べた頃からはおそらくさらに増えている。2021年3月には、ジャック・ドーシー(Twitter共同創設者兼CEO)が率いる金融サービス企業Squareが、ジェイ・Zのストリーミング・ブランドTIDALの買収を発表した。Squareは、3億5,000万ドル(約400億円)規模の現金と株を支払い、TIDALの“かなりの割合”を取得したと報じられている。

 そんな彼は、つい先週末に【ロックの殿堂】入りを果たしたばかりだ。長いスピーチで彼は、KRS・ワン、パブリック・エナミーのチャックD、ラキム、ビッグ・ダディ・ケイン、同時に殿堂入りを果たしたLL・クール・Jなど、これまで影響を受けてきたラッパーたちをシャウトアウトした。