デイヴィッド・バーン×スパイク・リーの音楽映画『アメリカン・ユートピア』より場面写真解禁
デイヴィッド・バーン×スパイク・リーの音楽映画『アメリカン・ユートピア』より場面写真解禁

 元トーキング・ヘッズのフロントマンでグラミー賞アーティスト“デイヴィッド・バーン”と、『ブラック・クランズマン』でオスカーを受賞した鬼才“スパイク・リー”監督のコラボレーションが実現した映画『アメリカン・ユートピア』より、劇中の場面写真が新たに解禁された。

 公開された写真には、グレーで揃えたスーツに裸足、シンプルな舞台セット、その中で躍動するミュージシャンたちの姿が映し出されている。

 HBO公式Youtubeチャンネルで配信されたデイヴィッド・バーンとスパイク・リーの対談動画の中で、2人はこう語る。

 ともにニューヨークを拠点に活動してきた2人の出会いは「よく覚えていない」ものの、「互いに憧れの存在だった」という。スパイクは「初期のアルバムからのファンだった」そうで、デイヴィッドにとっては「『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』が私にとって大きなインスピレーションになりました」

 それから数年後、デイヴィッドはスパイクの『ドゥ・ザ・ライト・シング』のプレミアに招待され「これが“今”だ、と思った。この映画はこの時代そのものだと。私たちは何度もすれ違っていますが、今回の『アメリカン・ユートピア』を映像化することを考えた時に、スパイクに連絡を取ることは決して突飛なことではなかったんだ」と、80年代のニューヨークでの出会いから長い時間を経て、今回初のコラボレーションに至る。

 『アメリカン・ユートピア』の映像化を打診され、デイヴィッドに招かれてショーを見たスパイクは「ステージ上で脳みそを持つあなたをみて“なんだこれ!?”と思ったよ(笑)そしてミュージシャンたちがステージに上がってくるのを見た。振り付けがすごい!参加したいと思った」と。今回解禁された写真からもスパイク・リーが魅了されたステージングの様子を見ることができる。

 「そういえば聞いてなかったな、『デイヴィッド・バーンのアメリカン・ユートピア』このタイトルの意味は?ユートピア、平和と愛。つまり魔法の世界?」、とスパイクが尋ねるとデイヴィッドは、「そう。でも明らかに私たちはユートピアには住んでいない。しかし、私はこれを実現できるという証拠を示しているのです。スピーチする必要はない、ただ見てくれればいい。」

 映画『アメリカン・ユートピア』は5月7日より、TOHO シネマズシャンテ、シネクイント他全国ロードショー。

◎公開情報
映画『アメリカン・ユートピア』
2021年5月7日(金)TOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイント他全国ロードショー
監督:スパイク・リー
製作:デイヴィッド・バーン、スパイク・リー
出演ミュージシャン:
デイヴィッド・バーン、ジャクリーン・アセヴェド、グスタヴォ・ディ・ダルヴァ、ダニエル・フリードマン、クリス・ジャルモ、ティム・ケイパー、テンダイ・クンバ、カール・マンスフィールド、マウロ・レフォスコ、ステファン・サンフアン、アンジー・スワン、ボビー・ウーテン・3世
2020年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/107 分/原題:DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA/字幕監修:ピーター・バラカン
ユニバーサル映画 配給:パルコ 宣伝:ミラクルヴォイス
americanutopia-jpn.com

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