【米ビルボード・ソング・チャート】「恋人たちのクリスマス」が約1年ぶり首位、5曲のクリスマス・ソングがTOP10入り 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

【米ビルボード・ソング・チャート】「恋人たちのクリスマス」が約1年ぶり首位、5曲のクリスマス・ソングがTOP10入り

Billboard JAPAN
【米ビルボード・ソング・チャート】「恋人たちのクリスマス」が約1年ぶり首位、5曲のクリスマス・ソングがTOP10入り

【米ビルボード・ソング・チャート】「恋人たちのクリスマス」が約1年ぶり首位、5曲のクリスマス・ソングがTOP10入り


 マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が、約1年ぶりに首位復帰を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 昨年の12月21日付チャートで首位に到達した「恋人たちのクリスマス」は、翌12月28日、2020年1月4日の計3週トップを維持し、ホリデー・シーズンの終了と共にチャートから姿を消したが、今年も11月中旬あたりから勢いを増し、先週は2位まで上昇。そして今週、11か月15日ぶり、通算4週目の返り咲きを果たした。首位復帰までの期間としては、チャビー・チェッカーの「ザ・ツイスト」が記録した1年3か月3週間(1960年9月19日から1962年1月13日)に次ぐ歴代2番目の長期記録。

 ホリデー・ソングとして首位を獲得したタイトルは、1958年12月22日から1959年1月12日までの同4週を記録した、アルビン&ザ・チップマンクスの「ザ・チップマンク・ソング」と「恋人たちのクリスマス」の2曲のみで、今週「ザ・チップマンク・ソング」に並ぶ首位最長記録を更新したことになる。クリスマスのピークは次週以降で、「恋人たちのクリスマス」が5週目を記録して単独トップに立つ可能性も高い。

 主要ポイントの上昇率も良く、前週から19%増加の週間3,140万再生を記録して、ストリーミング・ソング・チャートでは通算7週目の1位をキープ。8%増の7,000ダウンロードを記録して、デジタル・ソング・セールス・チャートでは9位から8位に、エアプレイ・チャートでも27位から22位にそれぞれ上昇した(週間オンエア数2,710万回)。それぞれの累計は、ストリーミング数が10億再生、ダウンロード数が370万、エアプレイは41億回を突破している。

 2011年から集計を開始したHoliday 100(ホリデー・ソング・チャート)では、48週中43週「恋人たちのクリスマス」が1位を独占していて、そのうち2015年~2016年のホリデー・シーズン以降28週連続で首位をキープする凄まじい記録も打ち立てている。その他、今週のUKシングル・チャートでも首位を獲得し、ホリデー・ソングとしては歴代初の快挙となる全米・全英の両チャートを制した。

 マライア・キャリーは、これでHot 100における首位獲得曲数を19曲に更新し、20曲をもつ歴代1位のビートルズに王手をかけた。首位獲得週は今週で83週目に更新され、2位以下と差をつけ歴代トップを独走している。

Hot 100首位獲得週TOP5
83週 マライア・キャリー
60週 リアーナ
59週 ザ・ビートルズ
50週 ボーイズ?メン
50週 ドレイク

 自身の記録としては、16週をマークしたボーイズ?メンとのデュエット曲「ワン・スウィート・デイ」(1995年から1996年)、14週を記録した「ウィ・ビロング・トゥゲザー」(2005年)、各8週を記録した「ドリームラヴァー」(1993年)、「ファンタジー」(1995年)に次ぐ5番目の記録で、同4週にはデビュー曲「ヴィジョン・オブ・ラヴ」(1990年)、「ヒーロー」(1993年から1994年)の2曲がある。

 今年は、アリアナ・グランデとジェニファー・ハドソンをゲストに迎えた「オー・サンタ!」(2010年)のリメイク版を12月4日にリリースしていて、今週のHot 100で76位に、ホリデー・デジタル・ソング・チャートでは1位にそれぞれデビューしている。同曲が収録されたスペシャル番組『マジカル・クリスマス・スペシャル』のサウンドトラックは、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で99位、ホリデー・アルバム・チャートでは28位にそれぞれ初登場した。なお、「恋人たちのクリスマス」が収録された『メリー・クリスマス』(1994年)も、今週のアルバム・チャートで10位にTOP10復帰している。

 「恋人たちのクリスマス」に続き、先週4位に浮上したブレンダ・リーの「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」も3位にTOP3入りし、ボビー・ヘルムズの「ジングル・ベル・ロック」も9位から5位に、それぞれ順位を上げた。ストリーミング、セールス、エアプレイいずれも上昇率が良く、次週は最高位を更新する可能性が高い。なお、「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」の最高位は2位、「ジングル・ベル・ロック」は3位で、いずれも今年の1月4日付チャートで記録を更新している。

 今週は、その他にもアンディ・ウイリアムスの「イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ザ・イヤー」が12位から6位に、ホセ・フェリシアーノの「Feliz Navidad」が16位から10位にそれぞれランクインし、TOP10に5曲のホリデー・ソングがランクインした。TOP10に5曲がランクインしたのは、前述の2020年1月4日付チャート以来約1年ぶり、2度目のことで、その際は「Feliz Navidad」に代わりバール・アイヴスの「ホーリー・ジョリー・クリスマス」がランクインした。

 「イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ザ・イヤー」のこれまでの最高位は、1月4日付チャートで記録した7位で、今週その記録を更新したことになる。「Feliz Navidad」も同日に記録した12位がこれまでの最高位で、TOP10入りは初の快挙。ホセ・フェリシアーノのTOP10入りは、1968年に最高3位を記録した「ハートに灯をつけて」に続く2曲目で、およそ52年ぶりにその記録を更新したことになる。「ハートに火をつけて」はご存知ドアーズのカバー曲で、原曲は前年の1967年7月29日から8月12日までの3週間、首位を獲得した。

 ホリデー・ソングの上昇により、その他の楽曲はそれぞれランクダウンしたが、ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」が、12月4日にリリースしたリミックスの効果を受け、11位から7位にTOP10復帰している。週間ストリーミングは22%増加の1,530万回まで上昇し、R&Bソング・チャートでは39週、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートでは5週目の1位を獲得した。TOP10の滞在記録も、歴代最長の42週目に更新している。同リミックスには、スペインの女性シンガー=ロザリアがゲストとして参加している。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは12月18日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
2位「ムード」24kGoldn feat.イアン・ディオール
3位「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」ブレンダ・リー
4位「ポジションズ」アリアナ・グランデ
5位「ジングル・ベル・ロック」ボビー・ヘルムズ
6位「イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ザ・イヤー」アンディ・ウイリアムス
7位「ブラインディング・ライツ」ザ・ウィークエンド
8位「ラフ・ナウ・クライ・レイター」ドレイクfeat.リル・ダーク
9位「HOLY」ジャスティン・ビーバーfeat.チャンス・ザ・ラッパー
10位「Feliz Navidad」ホセ・フェリシアーノ


トップにもどる billboard記事一覧

続きを読む


おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい