ジャスティン・ティンバーレイク、“セクシー”・ショットを使い投票を呼びかける
ジャスティン・ティンバーレイク、“セクシー”・ショットを使い投票を呼びかける

 ジャスティン・ティンバーレイクが、イン・シンクのメンバーだった時代の上半身裸の写真に、投票を呼びかける真摯なメッセージを添えてインスタグラムに投稿した。

 このような写真を投稿する行為は、いわゆる“thirst trap”(サースト・トラップ)と呼ばれ、“好意的なフィードバックを引き出すことを意図したSNSへの投稿”であることからあまり良いイメージが持たれないものだが、ティンバーレイクは自身の思いをフォロワーに伝えるために、あえてこのアイドル時代の“セクシー”・ショットを投稿したようだ。

 プールで笑顔で写っている若かりし頃の写真に添えられたキャプションで彼は、「ここで僕は19歳だったと思う。2000年だったってことになるね……今より多くの時間をジムで過ごしていた頃だ」と自虐しつつ、「初めて投票した頃でもあるね」と本題に入っている。

 続いて彼は、「投票することがクールだと思ったことと、大人になった感覚だったことくらいしか覚えていない。その全ての重要性を本当に理解していたとは思えないし、候補者の選択肢が持つ本当の意味を学ぶために時間をかけたわけでもなかった。今では、一人一人の声がどれだけの力を持ち得るか分かっているよ」と綴っている。

 そして、「もし君が初めて投票するのだとしたら、あるいは投票したいのかどうかまだ分からないのだとしたら……自分の声が影響するとは思えないとか、プロセスが信用できないとか、ただただ面倒だと思えてしまうとか。僕が言えるのは、“我々は君を本当に必要としている”ということだけだ」と説得している。

 「これは、僕らの子どもたちが、人種差別が容認されずに非難される世の中で育つことができるかという問題だ。決定が下されている全ての場において女性が力を持つことを保証できるか。後退しないように選挙に行かなければならないんだ」と彼は述べている。

 最後に彼は、民主党のジョー・バイデン候補とカマラ・ハリス候補に投票すると宣言し、今年は早めに郵便投票することも明かしている。また、若者向けの進歩的な投票イニシアチブであるNextgenamericaへのリンクも紹介している。