カサビアン、フロントマンのトム・ミーガンが脱退
カサビアン、フロントマンのトム・ミーガンが脱退

 現地時間2020年7月6日、カサビアンのフロントマン、トム・ミーガンが“個人的な問題”を理由にバンドを脱退することが発表された。

 カサビアンは声明で、「トム・ミーガンは、双方の合意のもとバンドを脱退することになりました。トムは、かなり長い間、その行動に影響を及ぼす個人的な問題に悩まされてきました。今は全てのエネルギーを費やし、人生を再び軌道に乗せることを望んでいます」と説明している。

 1997年にイギリス・レスターで結成されたカサビアンは、2004年にセルフ・タイトル・デビュー作を発表し、現在ではイギリスを代表するアクトとなった。バンドはこれまでに6枚のアルバムをリリースし、【グラストンベリー・フェスティバル】を始め、様々な音楽フェスティバルのヘッドライナーを務めている。6月には、地元レスターでの公演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。

 先月トムは、ソロ作品に取り組んでいることを明かしていたが、バンドは「今も大丈夫だ」と明言していた。バンドの発表を受けて彼は「今日の発表を受けて、自分が元気だということを皆さんに伝えたいです。今、本当にいい状態にあります。皆さんからの愛とサポートに感謝しています。またすぐに会いましょう」とツイートしている。