ロバート・スミス、ザ・キュアーの新作が完成間近と明かす「誰よりも自分が一番リリースを楽しみにしている」
ロバート・スミス、ザ・キュアーの新作が完成間近と明かす「誰よりも自分が一番リリースを楽しみにしている」

 ザ・キュアーのロバート・スミスが、2020年2月12日に開催された【NMEアワード】のレッド・カーペット・インタビューに応じ、2008年の『4:13 Dream』以来となるニュー・アルバムが完成間近であることを明かした。https://youtu.be/B8UyndYt0oM
 複数の新作に取り掛かっていることを以前明かしていた彼は、進展具合についての質問に対し、「最初のやつは確実に近日中に出るよ。もう終わりつつあって、これからミックスされる。でも完成するまで誰も信じてくれないよね。誰よりも自分が一番リリースを楽しみにしているんだよ、マジで!」と答えている。
 ただ、ほかの作品についてはまだ未定のようで、「俺の仕事ぶりからすれば1作出ればラッキーだ。本当は2作しかないんだよ、3つ目のやつはただ俺が……文字どおりノイズだけのアルバムなんだよ」と話しており、“本当に今年中にアルバムが出ると誓ってほしい”とインタビュアーに促されると、「嫌だよ、俺はそういうバカバカしいことに責任を持つには歳を取り過ぎた。静観してくれ」と笑いながら返している。
 ザ・キュアーは、【NMEアワード】で<ベスト・フェスティバル・ヘッドライナー賞>を授与された。受賞についてスミスは、「ライブの賞をもらえたのは最高だ」と語り、「ファンからしてみれば、きっと俺たちは(ライブ・バンド)だからさ。ここ10年は(ツアー)しかしてないし」と、約10年ぶりの授賞を喜んでいる。
 スミスは約1年前にもザ・キュアーのニュー・アルバムが完成したと語っていた。当時も詳細は明かさなかったが、「いろいろな音楽のスタイルを網羅しているけれど、俺たちがやっているから俺たちのサウンドになっている」と話していた。